【退・放・投・鳴・音】放ち。派生。発し。湧き。開き。
『とかもより さわたりくるひ ほそたはや かひなおまかん とはすれと』ホ40 |
【菜】はな(放)の短縮。大地が放つもの。植物。 =は(放・葉・派・生)
『ゆえにをんかみ つきにみけ にかきはほなや』ホ1 『きよなおはめは ちもきよく うしほのことし よよたもつ』ホ15 『むかしなかくに うけもちの かみかうけなお あにこゑは』ホ15 『よるなみに はゆるなろなは はたのたね』ホ15 『かみのりかゐは くろまめと うむきとすめと ななのよね かゐにかしきて』ホ38 |
【和・名・菜】合わせ。添え。当て。匹敵・対応するもの。「なつ(撫つ)・なつく(懐く)」から。
『さかつきうめる かみのなも ひながたけとそ たたゆなりける』ホ2 『いよあわふたな おきみつこ つくしきひのこ さとうしま』ホ3 『おおものぬしか ひのかみの ゐみなのあやお もろにとふ』ホ4 『ははかをさきに つるきあり ははむらくもの なにしあふ』ホ9 『なかれおくめる もろかなも やしましのみの おほなむち』ホ9 |
【汝】同上。合う人。向かう人。対する者。=なんち
『ひめおゑんやと いやといに みなはたれそと うらとえは』ホ9 『さねんとあれは おもえとも なかきけるその つきたちにけり』ホ40 |
【七】なぬ(熟ぬ)の名詞形。
『はなきねは ゐなにつつるお あねにとふ』ホ1 『うゑつきは ふそひのすすの としすてに もふそよろなち ゐもふそに』ホ4 『ひめないかしろ ゐそくらと すへてみもなそ』ホ7 『はしらにまつる ゐくらのゐ としのりたまめ むわたのな』ホ21 『あきはゐと なたそこにあり きにむきて さまくらにふせ』ホ21 |
【熟・延・伸・長・成】正の方向に離れるさま。
『むほなつきむか いほとみや おもむろおさむ むまさかや』ホ32 |
【熟・長・成・九】同上。「なつき(長月)」の略。 至り。完成。
『みつかきの とほなのそなか こしのをし おおひこかえり もふさくは』ホ34 『はつきもちより みゆきなる なのゐかいたる すはうさは』ホ38 |
【形・態・生・成】ナリの略で「〜なるさま・〜なるもの」の意を表す。
『やまひあらねは なからえり すみゑのをきな これおしる』ホ1 『これもうひにる ふることや おおきすくなき うすのなも』ホ2 『いかるかの みやにうつりて そのあすか うてなによもお のそむおり』ホ20 『すくなるぬしお みわけんと すくなしるしの すきうゆる』ホ23 『かくやまをきみ これきかす おうなのまつり いつこある』ホ24 |
【な】同上。格助詞「の」の変態。「なる・ある」の意。
『あわなきは ねのしらやまと ちたるまて のりもとほれは』ホ2 『いさみやに うなつきあみて いさなきと いさなみとなる』ホ2 『ゐのくちの すくなみかみの たけかふに みきつくりそめ すすめけり』ホ2 『さたのあれをさ あしなつち そをのてにつき やめうめと』ホ9 『うなはらひかり あらはれて われあれはこそ なんちその』ホ27 『みつみさき なもなみはやの みなとより やまあとかわお さかのほり』ホ29 『たかくあかたの ふなわたし たまきなむらの つちくもの つつらおころし』ホ38 |
【な・無・退】退くさま。無いさま。 否定。禁止。No。
『およへともよほ つきこなく みちおとろひて わいためな』ホ2 『ちちたてまつり ひたすれと ひとみおとちて つきひなや』ホ4 『てれはうらむな あけらるも ゑもへもよらす もとむなり』ホ16 『あやまるな をやつつしめよ くらきこも こまかにをしゑ』ホ17 『あつきめくみの ゆるのりお かならすうむな はやるなよ』ホ17 |
【な・無・退】同上。「な〜そ」で行為の禁止を表す。
『またみそふ みちなわすれそ』ホ1 『ここりひめ きみこれなみそ なおきかす かなしむゆえに きたるとて』ホ5 『つはものぬしか しめなわに なかえりましそ』ホ7 『そさのをいわく なおそれそ むかしねのくに ゆけとあり』ホ7 |
【な】推量・未来を表す「ん(ぬ)」の未然形。
『われけかれなは ひめおゑて ともはちみんと ちかいさる』ホ7 |
【な】推量を表す助動詞に付いて願望・命令を表す。
『つねにまもりて とりおかふ たみのからかれ あらしなと』ホ21 『われひめみこお まふけらん たちからわこお まねかんな』ホ16 |
11/03/04
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