三笠記。神載山書記。
景行天皇の命により中臣氏の祖・国摩大鹿島(クニナヅオオカシマ)が編纂。
大田田根子に『秀真伝』を、大鹿島に『三笠文』の編纂を命じた時、景行天皇自らも『橘御機』を編んだと言う。
これはヤマトタケの遺言による事業だったと言う。
『我が上の押す ミカサ文 ホツマツタエと 割瓜 合わす如くの 心なり』序
『この時に ミワのタタネコ 御代の文 編みて上代の ほつま道と 四十文成して』40文
『クニナツに 示せば互ひ ミカサ文 見映え示して あい語り 新たに染めて 二家より 上げ奉る』40文
『君は "御機"を 染めませば 臣も
"ミカサの 文"を染む』ミ序
『オオタタネコも "ホツマ文" 染め捧ぐれば 三種法 具ふ宝と 御言宣』ミ序
『然れど上代 今の代と 言葉違えば 道離る これ諸家の 伝え文 今の
"てには" に 擬えて』ミ序
『形と技と その味を 篤と得ざれば 道奥を 行き違ふかと 恐るのみなり』ミ序
『ミカサ文 奉げ給ふを ミワの臣 道
褒め曰く』ミ序
『然れど道も 諸家に 造作 違えば ホツマ文 著す時に
アツタ神』ミ序
『告げて君には "橘御機" 押させ給えば 鏡臣 麓社の 文
奉ぐ』ミ序
『我も上ぐれば 御言宣 "三種の道の 具わりて 幸得る今"
と 宣給えば 各々上祖 祭るべし』ミ序
『穂末栄える その道は ミカサ文なり 和照らす 神より授く 道奥の 文
敬いて 共に奉げつ』ミ序
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