枚岡 (翻送)。
ヒラオカは元来は「帰還の地・埋葬地・墓地」を意味する普通名詞のようだ。
『早や仮納め 喪中ゆえ 共に喪に入り 神輿成し 翌日ヒラオカに 送る時 サルタが乞えば 許されて 神輿 開くれば』28文
枚岡の社。
オシクモは自領の河内に社を建て、そこにコヤネの神霊をオシホ(小塩)より招いて纏るが、この社は
"ヒラオカの社" と呼ばれた。そこから 「枚岡」
という地名が生れたと考えられる。
オシクモ亡き後はアウヱモロが枚岡の地を治める。
大阪府東大阪市出雲井町、枚岡 (ヒラオカ)
神社
『モノヌシ帰り オシクモは 河内に行きて 小塩より カスガを招き 枚岡の 社
纏りて 神となる』30文
『筑紫のタネコ 喪を治め 四神祭りて アウヱモロ 河内を兼ねて 治めしむ』30文
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