虚空見つ日本 (空回つ大和/空見つ大和)。
空を回って、天が下を恵みてやって来た、日月の君が座す大和国。
テルヒコが治めた狭義の大和地方。
「そらみつ」は「1. 天空を回る」「2.
空の下を恵る」「3.
空つ尊が座す」の3意をかける。
これはやはり「皇君」を「天空を回って地を恵む日月」に準えての表現。
「やまとくに」はここでは「(日月に)和される地」、同時に「なかくに(中国)」の意。
『ツクモより 稜威の岬に 帆を上げて 沖
走る見は 大空を 遥かに駈けり』20文
『和の斎船 大空を 駈けり恵りて この里の 名をも
"空みつ 和国"』20文
『御子オシヒトも 三十万端 治めて
御子の ホノアカリ 十種宝に 駆け恵り 空みつ大和 アスカ宮』28文
『あなにえや 得つは和つ結ふ 和き国 形 蜻蛉の 因めせる これ蜻蛉洲』31文
『和尊は ヤマト心安 還根国 ヤマトヒタカミ ソコチタル 地上ホツマ オオナムチ 玉垣内方 ニギハヤヒ 空みつ大和』31文
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