御諸(見守・霊守)。御諸山(見守山・霊守山)。
=三輪山=青垣山=タカクラ山
「みもろ」は「神が見守る」という意。この神はクシヒコを始めとするオオモノヌシ神を指す。
奈良県桜井市三輪、大神
(オオミワ) 神社
■カンヤマトイハワレヒコは「神山下(三輪山下)のイハワレ彦」という意味らしい。
『この酒は 我が酒ならず ヤマトなる オホモノヌシの 神の幹 活霊授くる 直は幾久』33文
『トヨキ申さく "ミモロ上に 東に向き八度 矛遊戯し" イクメ申さく "ミモロ上に 四方に縄張り 雀
追ふ"』34文
『伊勢に添え入る ヱゾ五人 敬いあらず ヤマト姫 咎め帝へ 進め遣る ミモロに置けば ほども無く 木を伐り民を 妨げる』40文
御諸神。
「ミモロ山の神」の意。 =オオモノヌシ神・ミワの神・ミワオオ神・オオミワ神
クシヒコはアマテルより授かった天の逆矛を携え、それを曝け出したままミモロ山の洞に入るが、アマテルは「もし調の道が衰えた時に、それを再興するためにクシヒコはそうしたのだ」と語っている。後にそれは、オオモノヌシ断絶の危機に、オホナムチをしてクシミカタマを嗣とする時に、またオミケヌシの開化天皇への諫言を経て、崇神天皇の国家存亡の危機の時に、ミモロ神
(オオモノヌシ神) となって現れ、現実のものとなる。
奈良県桜井市三輪御子ノ宮、神坐日向
(ミワニイマスヒムカイ) 神社
『後の守は トヨケ法 '霊の結入れて 皇の 弥々守らんは' 和の道 ミモロの山に 洞掘りて』23文
『和の逆矛 放けながら 入りて静かに 時を待つ 直ぐなる主を 見分けんと 直ぐな印の 杉
植ゆる』23文
『クシヒコ
生まれ 直ぐなれば 授く御矛に 鑑みて ミモロに入りて 時
待つも 道
衰はば また出でて 熾さんためや』28文
『オオナムチ 殊
成す時に ミモロ神 "我あればこそ おおよその 殊
成さしむる" 先神霊 また業霊は ワニヒコぞ』31文
『汝が政 諌めずて 阿り君を 穴にする 心汚なし 君
如何ん 我が上祖神 離れんや 穢れ食まずと』32文
『この酒は 我が酒ならず ヤマトなる オホモノヌシの 神の幹 活霊授くる 直は幾久』33文
『大神恥ぢて 人と成り "汝
忍びず 我が恥" と 大空踏んで 御諸山』34文
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