百襲姫命。母母曾毘売命。
フルネームはヤマトモモソ姫。「ヤマト」は母の名から。
オオヤマトフトニ(7代孝霊天皇) と内侍ヤマトクニカ姫の生んだ三つ子のひとり。
霊能者であったようで、ミマキイリヒコ(10代崇神天皇)の時、オオモノヌシ神が懸かったり、少女の歌の意味を解いたりしている。
後にオオモノヌシ神の妻となるが、子蛇と化して現れたオオモノヌシ神を見て驚き叫んでしまう。
姫はその事を恥じて、箸で陰を突いて罷り、大市の箸塚に葬られる。
ヤマトタリヒコクニ┐ (孝安天皇)├────オオヤマトフトニ(孝霊天皇) オシ姫──────┘ ┃ ┃ シギ県主オオメ───────ホソ姫[内宮]───────(7)ヤマトクニクル ┃ (孝元天皇) カスガ県主チチハヤ─────ヤマカ姫[典侍] ┃ トイチ県主マソヲ──────マシタ姫[勾当] ┃ 大和国造 ───┬───ヤマトクニカ姫[内侍]──┬(1)ヤマトモモソ姫 │ (ヤマト大宮女) │ │ ┃ 三つ子├(2)ヤマトヰサセリヒコ │ ┃ │ │ ┃ └(3)ヤマトワカヤ姫 │ ┃ └───ハヘ姫[内侍]──────┬(4)兄ワカタケヒコ (若大宮女) │ 三つ子├(5)ヒコサシマ │ └(6)弟ワカタケヒコ
岡山県岡山市吉備津、吉備津 (キビツ)
神社
香川県高松市一宮町大字一宮、田村
(タムラ) 神社
香川県東かがわ市水主、水主 (ミヌシ)
神社
★書記では倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)。モモソ姫とトト姫が一緒くたになっている。
『夏 内侍 ヤマトクニカが 三つ子生む 名は皆ヤマト モモソ姫 ヰサセリヒコに ワカヤ姫 母もヤマトの 大宮姫』32文
『朝日の原に 御幸して 八百万招く 湯の花の モモソ姫して 宣言に』33文
『サッサ 連歌 "散る民も 連に服らで 衰えに惨るさ"』33文
『徴かと 君
これ諮る モモソ姫 生れ聡くて これを知る 君に申さく "これ徴 タケハニヤスの 背くなり"』34文
『我聞く 妻の アタ姫が 香具山埴を 領巾に入れ 祈りて国の 物実と これに如あり 早や謀れ"』34文
『モモソ姫 オオモノヌシの 妻となる "夜には来りて 昼
見えず 明けなば君の 御姿を 見ん" と留むれば』34文
『神の告げ "言 著し 我
朝方 櫛笥に入らん 我が姿 な驚きそ" と』34文
『モモソ姫 心怪しく 明くる朝 櫛笥を見れば 小蛇あり 姫
驚きて 叫び泣く』34文
『大神恥ぢて 人と成り "汝
忍びず 我が恥" と 大空踏んで 御諸山』34文
『姫
仰ぎ恥ぢ 尽き下るに 箸に陰没を 突き罷る 大市に埋む 箸塚や』34文
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