ユノハナ

  

湯の花。 
ササユハナ(笹湯花)
ミマキイリヒコ
(10代崇神天皇)の時、穢病みによって民の半ばが枯るという難題に遭遇した天皇は、マナヰアサヒ原モモソ姫を伴なって御幸、神意を問わんと『湯の花』神事を執り行った。するとモモソ姫は神懸りとなり、サツサツヅ歌によって神の言葉が告げられる。
  

★久我山稲荷神社の例大祭は10月1日ですが、7月24日に夏祭が行なわれ、「湯の花神楽」を奉納しています。この由来は昔この地に疾病が流行した際、村人が鎮守で神楽を奉納し祈願したところ疾病が止んだという故事によります。当日は午後7時頃に大きな釜を境内に据え、周囲に注連縄を張り廻し、火を焚き湯を沸かし小笹をひたしては打振り、神楽を奉納します。
  

朝日の原に 御幸して 八百万招く 湯の花の モモソ姫して 宣言に』33文

  

  

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