武埴安彦。
=ハニヤス・ハニヤスヒコ
ヤマトクニクル(8代孝元天皇) と内侍ハニヤス姫の子のハニヤス。
斎名:タケハル。オオヒコとは異母兄弟。
ミマキイリヒコ(10代崇神天皇)
の時、四方の治人が都を離れる隙を狙って、朝廷の転覆を謀るが失敗に終る。
葛城から生駒山麓、山城地方を根拠地としていたようだ。
オオヤマトフトニ┐ (孝霊天皇)├───ヤマトネコヒコクニクル(孝元天皇) ホソ姫─────┘ ┃ ┃ オオヤクチ─┬─────ウツシコメ[内宮]─────┬(1)ヤマトアエクニ(オオヒコ) (孝霊スクネ)│ ┃ │ │ ┃ ├(2)ワカヤマトネコヒコ(開化天皇) │ ┃ │ │ ┃ └(3)トト姫 │ ┃ └ヘソキネ─イカシコメ[内后]──────(4)オシマコト ┃ 河内国造アオカキカケ──ハニヤス姫[内后]──────(5)ハニヤス ┃ アタ姫
京都府京丹後市峰山町荒山字井行内、波弥
(ハミ) 神社
京都府相楽郡精華町大字祝園字柞の森、祝園
(ホウソノ) 神社
奈良県橿原市下八釣町、畝尾坐健土安
(ウネオニマスタケハニヤス) 神社
★『旧事』岡屋臣らの先祖。
『ハニヤス姫生む ハニヤスの 斎名タケハル これ河内 アオカキカケが 姫の乙下 なる内后』32文
『これ徴 タケハニヤスの 背くなり 我聞く
妻の アタ姫が 香具山埴を 領巾に入れ 祈りて国の 物実と』34文
『タケハニヤスと アタ姫と 軍
起して 山城と 妻は逢坂 道分けて 共に襲ふを』34文
『ハニヤスヒコは 川北に ヒコクニフクを 見て曰く "汝
何故 拒むぞや" "これ汝
天に逆ふを 討たしむ" と』33文
『先争いて ハニヤスが 射る矢当らず クニフクが 射る矢は当る ハニヤスが 胸
撃ち殺す』34文
『その軍 敗れ逃るを 追ひ討てば "我君 我君"
と 流れ去る 軍 収めて 皆 帰る』34文
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