埴安姫。
=ハニヤス
イサナミがクマノで、自らが産んだカグツチのの火により、焼死する間際に生んだ土の神。
カグツチとの間にワカムスビを生む。
またカグツチはハニヤスに、多くのオコロも生ませている。
土を清め守る。 ヤマサ神の五番目。
京都府京都市右京区嵯峨愛宕町、愛宕
(アタゴ) 神社
『カグツチに 焼かれてまさに 終る間に 生む
土の神 ハニヤスと 水 ミツハメぞ』5文
『カグツチと ハニヤスが生む ワカムスビ 頭は蚕・桑に 臍はソロ これ
ウケミタマ』5文
『カグツチ 竜を ハニヤスに 万子
生ませど 竜 成らず 穴に憂ふる』21文
『三つの名は カグツチの神 四つの名は ミヅハメの神 五つの名は ハニヤスの神』22文
『カグツチ神と ハニヤス姫 因みて万の オコロ
生む 竜 成らざれば 棄てらるを』22文
『年稔り神の 左右にある オオトシ神と ハニヤス姫 オコロも共に 誓ひして 潔かれと 神祝に 祝宣りなせる』22文
埴安媛。
河内のアオカキカケの娘。
ヤマトクニクル(8代孝元天皇)
の乙下侍。
ハニヤス (斎名:タケハル)
を産み、内侍に昇格。
オオヤマトフトニ┐ (孝霊天皇)├───ヤマトネコヒコクニクル(孝元天皇) ホソ姫─────┘ ┃ ┃ オオヤクチ─┬─────ウツシコメ[内宮]─────┬(1)ヤマトアエクニ(オオヒコ) (孝霊スクネ)│ ┃ │ │ ┃ ├(2)ワカヤマトネコヒコ(開化天皇) │ ┃ │ │ ┃ └(3)トト姫 │ ┃ └ヘソキネ─イカシコメ[内后]──────(4)オシマコト ┃ 河内国造アオカキカケ──ハニヤス姫[内后]──────(5)ハニヤス
大阪府東大阪市加納、宇波 (ウハ)
神社
奈良県橿原市下八釣町、畝尾坐健土安
(ウネオニマスタケハニヤス) 神社
『ハニヤス姫生む ハニヤスの 斎名タケハル これ河内 アオカキカケが 姫の乙下 なる内后』32文
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