ハニヤス(1)

→ 語義
  

埴安。埴安姫。  
ミクマノで、イサナミ自らが産んだカグツチの火により、焼死する間際に生んだ土の神。
ヤマサ神の第五で、土を清め守る。 =ハニヤスメ
カグツチとの間にワカムスビを生む。またカグツチはハニヤスに多くのオコロも生ませている。 

  

イサナミカグツチ┐
    │    ├┬ワカムスビ
    ├ハニヤス┘│
    │     └オコロ
    ├ミヅハメ
    │
    └八人の鬼霊
      (カラス)

  

京都府京都市右京区嵯峨愛宕町、愛宕 (アタゴ) 神社
  

カグツチに 焼かれてまさに 終る間に 生む 土の神 ハニヤスと 水 ミツハメぞ』5文
カグツチと ハニヤスが生む ワカムスビ 頭はに ソロ これウケミタマ5文
カグツチ を ハニヤスに 万子生ませど 竜 成らず 穴に患ふる 願わくは 人成し給え』21文
三つの名は カグツチの神 四つの名は ミヅハメの神 五つの名は ハニヤスの神』22文
カグツチ神と ハニヤス姫 因みて万の オコロ生む  成らざれば 棄てらるを』22文
年稔り神の 左右にある オオトシ神と ハニヤス姫 オコロも共に 誓ひして 潔かれと 神祝に 祝宣りなせる』22文

  

  

ハニヤス(2)

  
タケハニヤス

  

  

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