【和し・柔し】
1.合わし。和合。融合。中和。調和。自他を隔てず一体として扱うさま。包み込むさま。
2.収(治)め。受容。やわらげ。同調。平らし。女性的性質。
(「目には目」的な対応でなく、ソフトに受け入れながら、また上手にかわしながらの対応を意味する。)
『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10 『わなにやし うましをとこに あひきとは まけてやわしの みやひなり』ミ10 『あむとやわしと なかれきの ふつくにちなむ』ミ10 『あめのやわしは それならす うゐのあわねは なりはゐお おしすくるなり』ミ10 『ものゆんに はたれやふれは ことのねの やわしもゆんそ たうとかりける』フもゆん |
「やわす(和す・柔す)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・和す。やわらげる・収(治)める・調える・平らす」などの意。
変態:「あわせ(合せ)」「やまと(和)」「やまて(和)」「うまし(和し)」「ゐわし(鰯)」
類語:「あみ(和み)」「いつくし(慈し)」
『あわす』と『やわす』の違い この2語は互いに変態同士であり、どちらも陰陽の和合を起源とするが、使われ方は異なる。 『あわす』は表面的な「合わせ・一致・合致」の意に使う場合が多いに対し、 『やわす』は「深い核心レベルでの融合」、またそれによる「中和・緩和・調和」の意を表す場合が多い。 また『やわす』は「陽の挙動に対する陰の反応」を表す言葉でもある。陰と陽は互いに引き合って合体する宿命にあるが、陽のストレートなアプローチ「攻め」に対して、陰はいったん「退き」の反応をとる。その後も陰は「付かず離れず」の態度で衝突を避け、ゆっくりと距離を縮めていき最終的に合体融合する。(人の男女とまるで同じだ ^^;) |
10/09/23
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