うまし  ウマシ  umasi

  

【(和し)】【(熟し・上し)・美し・旨し】
1.(心に)合う如し。和合する如し。親しむ如し。
2.正の方向に離れる如し。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」如し

『あなにゑや うましおとめに あいぬとき』ホ3
『めかみこたえて わなにやし うましをとこに あひきとそ』ホ3
『ほめはうまきに ふけるゆえ まれにうまるも まつしくて』ホ13
『そのあちうまし しはすやか かみまつらせて みゆきなる』ホ33
『そのみきうまし しはすやか たたねこやりて みゆきなる』ホ33
『ふすむうん うんにつゐての つきうたは うましおとめに』ミ10
『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10

 
うま(和/熟)」+「し(形容詞語尾)

変態:「むまし(旨し)」「うれし(嬉し)」「あまし(甘し)
類語:「いし(美し)」「おし(惜し)」「はし(愛し)」「よし(善し)」「いとし(愛し)」

 
 

【(和し/熟し)】
1.気にそぐうさま。好むさま。好意。親愛。

『あなにゑや うましおとめに あいぬとき』ホ3
『めかみこたえて わなにやし うましをとこに あひきとそ』ホ3
『めはよにすめる ところゑす うましみやひの ゑいにおれ』
ホ13
『をせのたらちは うみのをや あけくれむへに うましもて をいにつかえよ』ホ13
『みからぬし たにみくくりみ たましつか うましみかみは みからぬしやも』
ホ34
『ふすむうん うんにつゐての つきうたは うましおとめに』ミ10
『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10

2.正の方向に離れるさま。 (1)至り。極まり。果て。 (2)旨いもの。食。

『あまきみは にしのみやより かめにのり つくしうましの うとにつき』ホ25
『ほあけともつな ときはなつ つくしうましの はまにつく』ホ25
『すきとのに うましあしかい ひこちかみ あわせまつれは なもたかま』ミ6

 
うま(和/熟)」+「しく(如く)」の合成から「く」をカットしたク語法

  

10/06/12

  

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