なからえ  ナカラエ  nakarae
なからゑ  ナカラヱ  nakarawe  
なからひ  ナカラヒ  nakarahi

  

【(中らえ・長らえ)・存え・永らえ】
正の方向に離れるさま。「高まる・進展する・活きる・熟れる・優れる・至る」
 ●進展。経験。成長。発展。熟成。
 ●(世での)進展。経過。生き。生命。齢。

『うまれさかしく なからえも ちよはももよと なりかれて』ホ27
なからひよよに たのしみて つくれはかえす みはよもつ』ミ4
『ひひたへますお つつしめと このなからえお おほすゆえ みちをしえるも』ミ4
『しきますきみの なからえお まもるはさらの かみしつめ』ミ8
『あおはしけれは なからえの さのかおりうく』ミ7
『すゆんちり ことほきすくに みおたもつ よよなからえの ゐわひうた』ミ10
『やかみはひとの たまのをお ふくみふらせて なからゑお むすひやわせは』フ序

 
なからふ(長らふ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・進展する・活きる・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」などの意。

類語:ことふき(寿)」「ことほき(寿)」「ほき(祝・寿)」「すす(寿・鈴)」「よろとし(万歳)」「いのち(命)」「よはひ(齢)」「をひ(老い)

  

10/03/06

  

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