【命】
正の方向に離れるさま。 (世に)生き延びること。(世における)進展・熟成。
『ところおさると さすらふと ましはりさると いのちさる』ホ7 『ふつくなけきて やつかれら かえりもふてん あめたみと いのちおこえは』ホ8 『ともしひの かきたてあふら へることく ほかちいのちの あふらへる』ホ15 『あやまらは たとえいのちは おしまねと ちけかれゆえに』ホ15 『おもえいのちは みのたから ことわさもせな』ホ15 『よろきみも ひとりいのちの かわりなし』ホ15 『あめよりさつく たまとしゐ むすふゐのちの たまなかこ』ホ17 『あかるきのあは にのいのち あけほののあは このたから』ホ21 『うゑすして はゑるもあめよ わかいのち あめかしらすと』ホ28 『すすきはよわひ はたとせの のひもこのきの あのいのち』ホ28 『またたなひくは あおかきの やまもこもれる やましろは いのちのまそよ』ホ38 『みのりうけ いのちつなきて いまたその きみにかえこと もふさぬは』ホ39 『ふつくをさめて いまここに かえれはいのち ゆふつくひ』ホ40 『このかみは はらわたいのち みけおもる うましあしかい ひこちかみ』ミ6 |
「いのつ」の名詞化。
「いのつ」は「いぬ(往ぬ・活ぬ)」と同義語「のつ(伸つ・延つ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・進展する・熟れる・優れる」などの意。
類語:「いき(生き・活き)」「よはひ(齢)」「なからえ(永らえ)」「ことふき(寿)」「ことほき(寿)」「ほき(祝・寿)」「すす(寿・鈴)」「よろとし(万歳)」
関連語:「いなす(去なす・往なす)」
12/11/21
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