【(和・結)】
和合。調和。陽陰の和合・調和。
●アマテル。
『しかるのち みちこかうめる はらきねは いきつひこねそ』ホ6 |
「いく(結く・和く)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・結ぶ」などの意。
【生き・活き】【(粋)】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・進展する・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
● 活発。活動。経験。経年。 ● 陽。
『みなみむき あさきおうけて なかいきの みやのうしろお きたといふ』ホ1 『よもつの ひらさかは いきたゆるまの かきりいわ これちかえしの かみなりと』ホ5 『いきのうち ほしおはなるる これはすすかそ』ホ13 『あめのうむたみ このことく なかいきみんと くいものの』ホ15 『みつましわりて こころいき なりてみつかふ つゆあふれ』ホ16 |
「いく(活く・生く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・進展する・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の生成の過程で先に上って天となった「陽」の属性を表す。
変態:「いか(厳)」「いけ(活)」「いく(活)」「うき(浮き)」「おき(熾き)」「ゆき(幸)」
類語:「みち(満ち・道)」「なからえ(永らえ)」「ことふき(寿)」
【(往来)・息】
往き来。呼吸。回転。循環。運動。 循環する媒質。
『かんつはるなか はからんと かんいきよめは ををんかみ これしろしめし』ホ12 『みつのちこ てくるまのうち たもとした おきてたついき ましるゆえ』ホ12 『あめつちひとも わかさるに ういのひといき うこくとき』ホ14 『あたたまる ときにとつけは こおはらみ いきすこえみめ そなえうむ』ホ14 『ちあゆみのほる はにのいき のほるいかくり いゐのなり』ホ15 |
『あめつちつなく なかくしの いきにつきひの なかみちか』ホ192 『あめのみをやの なすいきは きわなくうこく あもとかみ』ミ6 『なかのくたより はこふいき くるまのうてき ここのわの ひひきてめくる』ミ6 『いきのかす よろみちむやそ ひとのいき ささなみもこれ』ミ6 『みをやかみ みてくらそむる はるあきの いきはくたより さきりなす』ミ6 |
「いく(往く)」の名詞化。
ここでは「C:
往き来する/させる・回る/回す」などの意。
あるいは「いきき(往き来)」の音便短縮。
【意気】
意思。意識。
『みつましわりて こころいき なりてみつかふ つゆあふれ』ホ16 |
「い(結・意)」+「き(気)」
「い」は「(己に)合わすもの・抱くもの・負うもの」「思い」などの意。
「き」は「見えないが存在する何か」「気配」などの意
【往・息】
一回転。一循環。一呼吸。一運動。男の左右の1歩。
●距離の単位。1イキ=(女の)3.6歩≒1.08m。
『とめちとは めのみそむふむ せはといき ももいきはまち』ミ6 |
「いき(息)」と同じ。
変態:「えき(駅)」
10/03/10
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】