【(幸極)】
正の方向に離れるさま。 完全。完結。まるまる。
『くにさつち さきりのみちお うけされは さつちにをさむ やみこかみ』ホ2 |
「さきり」は「さきる」の名詞化。
「さきる」は「さく(栄く・幸く)」と同義語「きる(極る)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「すっかり」「すっきり」
反対語:「さつち」
【精霧・紗霧】
精妙で目に見えない霧。透明な霧。
『みをやかみ みてくらそむる はるあきの いきはくたより さきりなす』ミ6 『ゑにゆつるきり ひおまねき ふゆひをかえす』ミ6 『あめゆつるひは あのさきり くにゆつるつき はのさきり』ミ6 |
類語:「あめつちつなくなかくしのいき(天地つなぐ中串の息)」
12/01/28
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