【如何・奈何】
定まらずウロウロするさま。
『いかんそき
みお うまんとて ひのかみおうむ』ホ3 『まことなお ゐみなとたたゑ あねにみつ われはよつなり これい かん』ホ4 『いかておそれん かんちから はらいのそかは おのつから』ホ8 『むたひたたかひ なしたれと まさくることは いかならん』ホ17 『よよのみをやの つきこなし そふのきさきも いかなるや』ホ27 『みことのり うけめくりうゆ みやのまえ きみおわさねは い かにせん』ホ28 『こよみなは いかかな さんや ときにひめ たらちをかみに かりいわは』ホ28 『みをかみひとめ そのほかに い かてかくにお うむやらん』ミ10 |
「いく(往く)」+「か(如)」
ここでは「C:
回る/回す・行き来する/させる・ウロウロする」などの意。
変態:「いく(幾)」「うか(如何)」「わけ(分け)」
類語:「なに(何)」「いつれ(何れ)」「とれ(何)」「たれ(誰)」「どう(如何)」
派生語:「いかん(如何ん)」「いかて(如何で)」
【厳・怒・(活)】【毬】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
●鋭いもの。突起。
『ちあゆみのほる はにのいき のほるい かくり いゐのなり』ホ15 |
「いく(行く/活く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「いき(活き・粋)」「いけ(活)」「うき(浮き)」「おき(熾き)」
類語:「とけ(棘・研け・鋭け)」
10/01/11
【ホ
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