【(如何)】
1.不特定多数の一つ。分割された物の一。区分。方向。方法。
2.1の特定を促す語。
『あるまうかかふ おゑものお はらふはうたの こゑあまる』ホ1 『ひたりの かなさきも こたゑおしらて うかかゑは』ホ8 |
「うく(放く・分く・穿ぐ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・区切る」などの意。
変態:「いか(如何)」
【(分・穿)・宇賀】
分け。区切り。境界。端。果て。
『うかやあおいかつらのあや』ホ26 |
『うかぬしめせは あにはこす おとはもうてて つけもふす』ホ29 |
「うく(放く・分く・穿ぐ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・区切る」などの意。
【食・(熟・活)】
D:
正の方向に離すもの。活力・成長の素。
『むかしひほこか みやけもの はほそあしたか うかかたま』ホ35 『うかほきの ほつみならふる ほもとかみ』ミ9 |
「うく(熟く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。
変態:「みけ(御食)」「うけ(食・熟・受け)」「け(食)」「いか(厳・怒)」「うき(浮き)」「あけ(上げ)」
【(動・往・行)】
回転。循環。
『このよしお たかにつくれは もにいりて ひうかのかみと まつりなす』ホ27 |
「うく(動く・往く)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・往く・動く」などの意。
派生語:「ひうか(日向)」
10/03/15
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