【(活)・食】
正の方向に離すもの。活力・成長の素。食。
『うまれひは かしみけそなえ たちまひや』ホ1 『ひとくさの みけもこかひも みちなして わいためさたむ いさおしや』ホ2 『わかつねのみけ ちよみくさ よのにかなより ももにかし』ホ15 『もしもゐのみつ くみたえて みけつのさわり あらんとき』ホ22 『にあくるみけの ひもろけお ささくるすえも きよらかに』ホ22 |
「みく(熟く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」の意。
変態:「うけ(食)」「うか(食)」「みけ(御食)」「いけ(活)」
類語:「け(食)」「かて(糧)」「みけつ(御食つ)」「おち(御乳)」「みち(満・御乳)」「かしは(膳)」「みあえ(御饗・祝・斎)」
【御食/(御供)・神饌】
上/神に供える食物。
『くにとこたちの あめまつる みけはこのみか』ホ15 『そろのほつみの みけもまた うすつきしらけ』ホ15 『そとかはま いとうやすかた かみのみけ はむうとうあり』ホ28 『なんちいま ひみのほのほお たつへしそ わかみけはみて したにおれ』ホ28 『たねこくしたま まてにあり みけなへまつり もふすをみ』ホ30 |
「み(御・上・神)」+「け(食・供)」
「け」は「合わせ・添え」の意。
類語:「ひもろけ(胙)」
【(甕・厳・斎・至・活・怒・明)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
『みことのり たいはうおきみ みけのもの しるしはうろこ』ホ25 |
「みく(熟く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「みか(甕・厳・斎・至・逸・怒・明)」「みき(酒)」「いか(厳・怒・毬)」「あか(明・赤)」「ひか(光)」「まか(摩訶)」
関連語:「みかき(磨き)」「めかし(粧し)」
【御気・御興】
貴人に対する気持・関心・興味。
『ひにむかつひめ のたまふは なんちらゑとか みけひえて』ホ7 |
「み(御・上・敬)」+「け(気・興)」
「け」は「けふ(交ふ/離ふ)」の名詞化。
ここでは「A: (心に)合わす」「B:(心に)
湧く・発す・起る」などの意。
関連語:「けふさめ(興醒め)」
【御木】
「木」 の尊敬語。
『あふみよか つくしちのちの たかたみや おほみけたおれ』ホ38 『あさしもの みけのさおはし まへつきみ いやわたらすも みけのさおはし』ホ38 『ゆうひかけ あそやまおおふ かみのみけ くにもみけとそ なつけます』ホ38 |
【(神木)・三池】<地名>
御木が立つ地。
『ゆうひかけ あそやまおおふ かみのみけ くにもみけとそ なつけます』ホ38 |
「みけ(御木)」から。
10/02/26
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