【御乳】
合わせ。間に合わせ。埋め。
『おちつもはへる けたこしも みなけたつほの やまてみや』ホ4 『おちなくて ふれたつぬれは これのさき かもたけすみと いそよりと』ホ27 |
「おつ(押つ・当つ)」の名詞化。
類語:「みち(御乳)」「みけ(食)」「ちち(乳)」「かて(糧)」「みけつ(御食つ)」「いゐ(飯)」
派生語:「おちつも(御乳つ母)」
【遠・遠方・彼方】
離れた所。
『ともなれはこそ おちにとふ われおなきみに あやまつは』ホ10 『おちこちも うるはふくにの きみありて あれもみたれす あめのみち』ホ29 |
「おつ(離つ・放つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・隔たる」などの意。
また「お(離・遠)」+「ち(方・処)」
変態:「あち(彼方)」
類語:「ひさかた(久方)」「とかも(遠離方)」「へねめ(隔辺)」「へなみ(隔辺)」「ひなへ(鄙辺)」「へんひ(辺鄙)」
【落ち・怖ぢ】
1.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」さま
2.(心が)負の方向に離れるさま。 気後れするさま。気が引けるさま。
『ひめははち おちいりいわす みほつひめ みゆきおくりて ここにあり』ホ26 『ほそちちのわに ぬけつくる みなのはらひそ』ミ7 |
「おつ(落つ・怖づ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。
類語:「おそれ(恐れ・畏れ)」
09/12/11
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】