【(半らふ)・存ふ・永らふ】
(ある過程の) なかばに身を置く・途中である。
『あまてらす きみおこゑちに なからゑと ををひやまさの としたみや』ミ4 |
●この世で進歩発展する。老熟する。長生きする。
『これみのうちの めくりよく やまひあらねは なからえり』ホ1 『くらゐのやまの いちゐさく よになからゑて さくもつは かみのほすゑそ』ホ4 『よよあらしほの あもあひに ひたせとさひぬ かんかかみ いまなからえり』ホ8 『ちのわにたたす みなつきや たみなからふる はらいなりけり』ホ10 『にかなのみけに なからえて たみゆたかにと くにをさむ』ホ15 『わかみみも けかるるあかお みそきせし なからふみちお よろこへは』ホ15 『あさことすかの はふたゑは たみのゐやすく なからゑと ひにいのるはそ』ホ23 『かれなからえて そよすすの よわひうかわの みやほめて』ホ26 『みたねおもえは たけこころ なしておよきて なからうる これはいきしる』ホ26 『なんちふたりも なからえす いつせはこなし たけひとは よのみをやなり』ホ27 『もなそみよ ふちゐもとしお なからえて あめのたのしみ おほゆれは』ホ28 『これあめみまこ はらをきみ そのこかみよの みのりゑて いまになからえ』ホ32 『みおしるわさの いくさわに としなからえて よろひとの』ホ38 『さかおりの みやはむかしの はらのみや なおなからえり』ホ40 『ときおくつるき まつのねに おきわすれしか なからえり かれにあけうた』ホ40 『みなみむき あさきおうけて なからゑり みやのうしろお きたといふ』ミ1 『としたあめみや こゑのみち みおまたくして なからえり』ミ4 『よろのあおはの かせかほる みやにうくれは なからゑり』ミ9 『もにえては ほしおあかめて なからうる たらにつかえて ものりうるなり』フもえて |
●抜きん出る。中心的・主導的となる。
『よよにつたふる たけうちは ついになからふ みちとなるかな』ホ38 |
派生語:「なからえ(永らえ)」
10/02/18
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