【ぬ】打ち消しの助動詞。 「ぬ(脱・逃・投・退)」の意。
『これみのうちの めくりよく やまひあらねは なからえり』ホ1 『いまわれさらは たれかまた あえてなれなん ものあらし』ホ10 『はらあしことは なかるへし はらやめぬまに たえにさとせよ』ホ13 『たまかえし なせはをとけて みやにいる なさねはなかく くるしむそ』ホ13 『くつおすてなて にふときお ならしもちゐん あめのこころそ』ホ17 |
『しわかみの こころほつまと なるときは はなさくみよの はるやきぬらん』ホ序 『あなにゑや うましおとめに あいぬとき』ホ3 『なもあかかたの とよくんぬ よよをさむれと としおへて みちつきぬるお』ホ15 『さてしりぬ まつるさきたま とこにすむ いやかみすます』ホ27 『かんやゐはちて うえなひぬ といちにすみて いほのとみ』ホ31 |
【主】「ぬし」の短縮。治める者。
『やものよつきは とよくんぬ あめよりみつの わさおわけ』ホ2 |
10/02/09
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