【天神/天尊】
1.天つ事を纏る神霊。
●アメトコタチ。 =あまこのかみ(天九の神)・こほし(九星)・こよのほし(九曜の星)
『ををまつり あまかみとよよ すへらかみ ゆきすきのみや』ホ27 『ををんかみ ほめてみまこは あまかみの あらはるいつと』ホ30 『あまかみまねく みはしらき にこころうつす うつわもの』ミ10 |
『これあまかみの おしてなり あさゆふなかめ かんかみて たみおをさめよ』ホ32『むかしあまかみ ねをはみて みのししめくり さめまたく』ミ4 『あまかみの くわにめくらす はらのなの にかきにかたち かたくなし』ミ4 |
2.天に還った人の神霊。(地上に徘徊する邪霊と区別して)
『あまかみまねく みはしらき にこころうつす うつわもの』ミ10 |
【(陽陰上・陽陰神・和神)】
陽陰が和合している上/神。
●あめのみをや(陽陰の上祖)
『にまぬけて あまかみひるお わけくたし わかこころうる みちなるは』ホ14 |
『あまかみの をやにつかふる きみのなも むそよろをさめ けゐのかみ』ホ28 |
類語:「あまつかみ(陽陰つ神)」「みほかみ(陰陽神)」「ゐもをせかみ(妹背神)」「いせのかみ(妹背の神)」「あまてるかみ(陽陰連る神)」「あまねきかみ(遍き神)」
【(和尊)・天尊】
和して恵む上位者。和つ日月の君。中央政府の君。 =あめのかみ
『いんしあまかみ ほしとなる これはのりなす』ホ13 『またやるやたの からすなき あまかみのみこ なんちめす いさわいさわそ』ホ29 『あまかみは やまとうらやす こゑねくに やまとひたかみ』ホ31 『ときわにまもる あまかみの よよのみそきの さきかけは』ミ逸 『ふとまには いんしあまかみ ととほこお さつけたまえは』フ序 |
類語:「あまつきみ(和つ君)」「あますへらき(天皇)」「あまつひつき(和つ日月)」「ひつきのきみ(日月の君)」「しわかみのみはしら(地上の御柱)」
09/12/23
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