【諭す・(察す)】
A: (意識に)合う/合わす。気づく/気づかせる。納得する/させる。
『かならすまてよ ときありと むへねんころに さとされて』ホ7 『たかひこの いかりとかんと みちかうた よみてさとせり』ホ10 『いかりゆるめて たちおさめ みとのみやひお さとさんと こたえのうたに』ホ10 『はなもちならぬ をしゑくさ をさめさとせる こころはの むはしそそきて』ホ15 『とにさとし をしえてもこぬ のちうつも よしとたかくら おとしきと』ホ29 『とみとあにとに さとさしむ しかれとこはむ かれころす』ホ38 『めくみこる まよひおさとす しめしなり むかしいわくは』ホ40 『ふたそめて さとしおしえん にのみちも とかねはくもる』ミ10 |
「さつ(察つ)」と同義語「とす(綴す)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす」の意。
他動詞専用ではなく自動詞としても使われる。(つまり「さとる(悟る)」「さっす(察す)」と同じ)
『はらあしことは なかるへし はらやめぬまに たえにさとせよ』ホ13 『そのぬしは かれにとひつめ ここさとし またうらとえは ついかたる』ホ17 |
変態:「さっす(察す)」
派生語:「さとし(諭し)」
10/06/09
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