あたる  アタル  ataru

  

【当たる・中る】
A: 合う。ぶつかる。相当・匹敵・対応・対抗する。障る。

『やとれはあたる ちちのをゑ をのこはははの くまとなる』ホ3
『ふしにあたれは ねのくにと さほこのくにの ますひとが』ホ8
『いるやもうけす かみのやは かならすあたる はたれみの わさやあらはす』ホ8
『はたれおもえり やにあたり よみかえるかや いたまぬか』ホ8
『わかひこか むねにあたりて うせにしお かえしやおそる もとおりや』ホ10
『とこたちの やもおめくりて にしのくに くろそのつみて かにあたるホ15
『たけるとも ふつくきれとも なかすねか たたかいつよく あたられす』ホ29
『わかよにあたり をえあるは まつりととかぬ とかめあり』ホ33
『さきあらそいて はにやすか いるやあたらす くにふくか いるやはあたるホ34
『もろおあつめて たけるとす ほこさきあたる ものあらす』ホ38
『ことよきににて あたらすそ しかときくへし これとかん』ホ39
『しかのちは ひるおかみぬり さかいきに あたらしものと かたりたまひき』ホ39
『めはたをはらに あたらしと すつおかなさき おもえらく』ミ1
『おとめにと ななねにあたる くにいつね とめはみつねの あいぬなり』ミ10

 
あつ(当つ)
と同義語「たる(足る)」の合成。
ここでは「A: 合う・匹敵する」などの意。

変態:「あたふ(与う・能う・適う)」「あつむ(集む)」「うつる(写る)」「やとる(宿る)」「わたる(渡る)

 
 

【(辺る)】
C: 行き来する/させる。回る/回す

あつ(辺つ)」と同義語「たる(回る)」の合成。
ここでは「C: 行き来する/させる・回る/回す」などの意。

変態:「もとる(戻る)」「わたる(渡る)」「うつる(移る)」「ゆつる(譲る)」「ゆする(揺する)

  

10/03/05

  

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