【和・柔・二】和合。和し。親愛。調和。直り。
『にはりのみやの そやよろに にいたみふゑて』ホ序 『まえにひきすゑ たれあくる きみやさかにの まかるたま』ホ8 『とはとふか ひかたにこかと にかまたら ひふみにしるす』ホ21 『さのきより あかつきのあは にのたから くらやめのあは かにやめる』ホ21 『かになすのあは かにそこね あきらかのあは にのよろし』ホ21 『もろひとの におうまんとて ふたそめて さとしおしえん にのみちも』ミ10 |
【和・濡・塗】合うさま。
『うひちにの すひちおいるる さいあひの そのもとおりは』ホ2 |
【和・陰・女・妹】やわすさま。にち・にし(和霊)の略。月の陰霊。
『めはあにむかひ ましわりの かねのにしなき とわたなす』ホ16 『ひるはにうえに ひたのほり よるはしうえに みきくたり』ホ16 |
【璽】合わせ。照合。照合の品。しるし。
『あまきみのにお たけひとに さつけあひらの かみとなる』ホ29 |
【熟・賑・瓊】正の方向に離れるさま。
『つはものぬしか まさかきの かんゑはにたま』ホ7 |
【丹】同上。 日没の空の色。 色は「赤」→「青」→「黄」→「丹」→「黒」と進展。
『ときにあめより にいとりの ひとはおつれは あまつのり』ホ16 |
『あけまきし もすそおつかね はかまとし ゐもにみすまる からまきて』ホ7 『あめのめくりの むしはみお みるまさかにの なかこりて』ホ7 |
【新】「にい」の略。
『おこりあかして かゑはにに たかえうまるる たとえうた』ミ10 |
【に(助動詞)・也】「ぬ」の活用。「なり(也る/成る)」の転。
『わかひこか むねにあたりて うせにしお かえしやおそる もとおりや』ホ10 『わかこさりにき われもさる いまわれさらは たれかまた』ホ10 『ははやおそえて たまふのみ をしかむしろお おりにけり』ホ11 |
11/04/29
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