【和治】(にはり・にゐはり)
和り治む(のりをさむ)さま。和して治むさま。
『にはりのみやの そやよろに にいたみふゑて』ホ序 『としへてのちに ににきねの みゆきほつまの にはりなる』ホ192 『にはりみやのりさたむあや』ホ21 『ここにゐて たおひらかんと まつたつる なもにはりみや』ホ21 『にはりわたりは かきくもり はたたかみなり かきやふる』ホ21 『にはりのたみか むれきたり うみほりつちお みねにあけ』ホ24 『かえるにはりに ゆきすきの みやにいのりの おおなめゑ』ホ24 『こやねして にはりにととめ かつてして うみへおのほる みゆきふれ』ホ24 『ををんかみ はらのをきみと なおたまふ にはりのたみか ことしたふ』ホ24 『にはりにいます すせりみや むかしのあとに いまつくる』ホ25 『みつほには にはりのためし ゆきすきの ををんまつりの おおなめゑ』ホ26 『そやよろとしに ことおえて みつきはわかる にはりふり』ホ28 『くにつこゐたり かみのみち しいてもふせは めしつれて いたるにはりえ』ホ39 『にゐはりつ つくはおすきて いくよかねつる』ホ39 |
「に(和)」+「はり(治)」
「はり」は「はる(治る)」の名詞化。
「はる」はここでは「A:
合わす・治める・調える・平らす」などの意。
「にはり」は “和り治む”
の換言。「にいはり」とは意味が異なる。
「はり(治)」はここでは「治め」の意。
これは「中心にある者が周辺を和して恵るシステム」を言い、「君が民を調えて恵むシステム」と言い換えられる。
またこれは「おのころ」と同じ意味になる。
【新張り・新墾】(にいはり)
新たに開くさま。新開(しんかい)。
『わかにいはりの あらやたつ なかつはしらの ねおかかえ』ホ21 『あめのみまこは にいはりの かとのたかやに やまさかみ』ホ21 |
「にい(新)」+「はり(張り・墾)」
「はり」は「はる(張る)」の名詞形で、「はる(張る)」は「はゆ(生ゆ・栄ゆ)」の変態。
10/02/10
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