あね  アネ  ane

  

【姉】
年上の女の兄弟。

『はなきねは ゐなにつつるお あねにとふ あねのこたえは あわのふし』ホ1
『まことなお ゐみなとたたゑ あねにみつ われはよつなり これいかん』ホ4
『さすらをは みことおうけて ねにゆかん あねにまみゆる しはしとて』ホ7
あねはもとより さすらをか あるるおしれは おとろきて』ホ7
『めさるとも みさほならんか きみゆるし あねひめおめす』ホ38

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あぬ(上ぬ・熟ぬ・老ぬ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「熟れる・老ふ・上にある」などの意。

「あに」と「あね」はどちらも「あぬ」の名詞化だが、男は「に」(母音がイ) につくり、女は「ね」(母音がエ) に作るあたりは、ア・イ・ウ・エ・オ(空・風・火・水・埴)5母音の陽陰の別を区別しているように思える。

変態:「おねえ」「あに(兄)」「おにい」
独り言:「オンニ(韓国語)」

 
 

【陽音・天音】
陽の音。

『きよきうと かろくちりんと なかのぬと みたもひおうむ あねとなり』ミ10

 
あ(陽・天)」+「ね(音)

  

09/10/21

  

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