【生る・産る】
B: (母体から)離れる・分れる。湧く。起る。
A: (世に)合う。結ぶ。現る。
『しきしまのゑに ひとうまれ みそひかにかす めはみそふ』ホ1 『たまかえしせは ひとならん さきにまかるも をおときて ひとにうまるそ』ホ8 『すくなれは またよくうまれ よこほしは あゑかえらぬそ』ホ13 『あやかりて ひともうまるる みちわする』ホ13 『ほめはうまきに ふけるゆえ まれにうまるも まつしくて』ホ13 |
「うむ(生む)」+「ある(受身)」の合成による自動詞化。
ここでは「B:
離れる・分れる・湧く・発す」、裏を返して「A:
合う・結ぶ・現る」などの意。
変態:「むまる(生る)」「やまふ(産まふ)」
派生語:「うまれ(生れ)」
【埋まる】
A: 合う/合わす。交わる。収まる。
『すそのやつうみ みつうまり やくれとなかは かわらしと みつくりのうた』ホ32 |
「うむ(埋む)」と同義語「まる(交る)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・交わる・収まる」などの意。
変態:「うもる(埋もる)」「はまる(嵌る)」
10/01/01
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