うまる  ウマル  umaru

  

【生る・産る】
B: (母体から)離れる・分れる。湧く。起る。
A: (世に)合う。結ぶ。現る。

『しきしまのゑに ひとうまれ みそひかにかす めはみそふ』ホ1
『たまかえしせは ひとならん さきにまかるも をおときて ひとにうまるそ』ホ8
『すくなれは またよくうまれ よこほしは あゑかえらぬそ』ホ13
『あやかりて ひともうまるる みちわする』ホ13
『ほめはうまきに ふけるゆえ まれにうまるも まつしくて』ホ13
『たふときひとの ことうまる なれとゆきすき たまゆらそ』ホ13
『そむよろやちの ものそひて ひとうまるとき もとつかみ』ホ14
『すへこそむあや そなわりて そふにゑなぬき うまるなり』ホ14
『ややうまるれと みひたしに ひとひもやすき こころなし』ホ14
『わかうまれねに あかもなく あをうけうまれ ねはきよく』ホ15
『とつきくらいし そふつきは つきみちうまる みたねこれなり』ホ16
『ゑなのめくりも なそらえて やかてうまれん』ホ16
『かねきくうえの をんたけと うまれあひたる みめくみと』ホ16
『ふつくことなる くにかみの いきふくかせお うけうまれ いきすとなれは』ホ17
『ひとにうまれて うくめくに とこよのみちお をしゆかみ』ホ18
『むまはうまれて ものしらす あたはしるとき のりおつそ』ホ191
『こたえてむかし ふたおろち ひめにうまれて きみめせは』ホ28
『みおやすかたと まつるゆえ またやますみの めとうまれホ28
『このさきに たけにうまるる たけこひめ たかにもうてて』ホ28
『ほねはたのたね ししはらに うまれひつきの うるほいに ひとなりそなふ』ミ1
『つくれはかえす みはよもつ こころはあめに かえうまれミ4
『こゑのみち おほゑうまるは ひのてなり』ミ4
うまれまかるも ひとめくり ももよろとしの ことふきも ひのひめくりそ』ミ4
『したつもの そむよろやちと もりおゑて ひとうまるとき』ミ6
『おこりあかして かゑはにに たかえうまるる たとえうた』ミ10

 
うむ(生む)」+「ある(受身)」の合成による自動詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・湧く・発す」、裏を返して「A: 合う・結ぶ・現る」などの意。

変態:「むまる(生る)」
派生語:「うまれ(生れ)

 
 

【埋まる】
A: 合う/合わす。交わる。収まる。

『すそのやつうみ みつうまり やくれとなかは かわらしと みつくりのうた』ホ32

 
うむ(埋む)」と同義語「まる(交る)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・交わる・収まる」などの意。

変態:「うもる(埋もる)」「はまる(嵌る)」

  

10/01/01

  

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