【中柱】
中軸。 =みはしら
●(四隅の柱の)真中に立つ柱。心柱。
『なかすみはしら みなみむき きたひかしにし めくりたつ』ホ21 『あしはらに おのころおゑて ここにおり やひろのとのと なかはしら』ホ23 『かたちはくにの なかはしら まてにととなふ ともとかみ』ミ9 『おのころしまの なかはしら めくるをかみの くちひるお』ミ10 『すのゐさは きりそめのきお なかはしら かみはかしきの ゆうにゐさめて』フすゐさ |
●中心にあって四方を治める君。皇。
『とのかみゐます そのうらか なかはしらたつ くにのみち』ホ23 『いのよろの たねはよわきも なかはしら もろもつくみも いよろなるへし』フいよろ |
●中軸となる場所。四方を治める君の都。中央政府。タカマ。
『をうみあつみの なかはしら ひかしはやまと ひたかみも』ホ2 『あしはらに おのころおゑて ここにおり やひろのとのと なかはしら』ホ23 『ふたかみの くになかはしら おきのつほ』ホ24 『あまてるかみの ひたかみの かたたけみやの なかはしら けたつほのふみ』ホ24 『ゐつかみの はらみはつほは よもやもの なかはしらなり』ホ24 |
おそらく「天地つなぐ中柱」の地上側の口が「君の宮の中柱」だと思われる。
「みや(宮・都)」は「中心・源」という意味だが、
その宮の「中柱の根」は「中心の中心の中心」「源の源の源」である。
類語:「みはしら(実柱)」「だいこくばしら(大黒柱)」「あめつちととくみはしら(天地届く真柱)」
09/10/12
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