【御柱・(実柱・真柱・心柱)】
中軸。中核。本体。肝心部分。精髄。御本尊。
『ほそのをとなる みはしらの ほとよくおもり めくりかけ』ホ14 『ひのみたま まつこもりくの みはしらに むかひたにゐて めをまねき』ホ16 『そらなるものは ちちきけと みのみはしらお ゆきぬけて』ミ1 『まとかのなかの みはしらは かのかみかたち』ミ7 |
●中柱。(中に在って四方を治める君を象徴する)
『あめのきと みはしらのみち たてまつる』ホ3 『みはしらお よつきみくらに みてむすひ あめのみをやお まねきこふ』ホ14 『かかみはみやの みはしらに かみおまねくの やたかかみ』ホ17 『くたりてともに とつきして みはしらまわり あわうたお』ホ18 『しわかみの みはしらのまま なることく まつりほつまに ととのひて』ホ24 |
●背骨。ちりけ(身柱・天柱)。
●御霊代・御神体として用いる柱。 みたけはしら(御丈柱)。
『としめくるひは もにひとひ そのみはしらに まつるへし』ホ26 『しらかしの たちおはらみの みはしらと いのるひみつの きよはらひ』ホ39 『おおかふとのは かむりみは みはしらもちて とみやたり』ホ40 『みはしらは うちみやのとみ みこしまえ みこはみおすえ』ホ40 『あまかみまねく みはしらき にこころうつす うつわもの』ミ10 |
●中心にあって天と地(陽と陰)を結ぶもの。天地届く実柱。 =なかくし(中串)
『あわうひの めくれるなかの みはしらに さけてめをなる』ホ14 『あめつちととく みはしらお めくりわかるる あわうひの』ミ6 |
「み(実・真・中)」+「はしら(柱)」
「み」はここでは「中心」の意。
おそらく「中串 (天地届く真柱)」の地上側の口が「君の宮の御柱」なのだと思われる。
類語:「なかはしら(中柱)」「しらほね(精髄)」「おのころ」
【(己柱)・身柱】
自身の柱。我が身が造る隆起。 モグラ塚。
『よよのかまとを まもらしむへし ちかひには みはしらたてよ』ホ22 |
10/07/04
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