【高天】
正の方向に離れる所。 高み。頂。中心。
『たかまなるあや やまくいの たかまおこえは』ミ6 |
1.天空の中心部。中軸。九座。
2.地における1のコピー。中心。中央政府。御上。都。 =あめ(天)
『はこくにのかみ ひたかみの たかまにまつる みなかぬし』ホ2 『たかまに あめみをや もともとあなみ みそふかみ まつれはたみの とよけかみ』ホ4 『うちをさめたる おもむきお あめにつくれは たかまには ゆつうちならし』ホ9 『たかまはたみの ゑみすたゐ いとかけまくそ みことのり』ホ10 『たかまのはらの かりみやに おひたまわれは もろかなも ひたちのみやと』ホ16 |
3.2において政事を執り行う宮。上臣による会議の場。特にかくみや(橘宮)。
『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1 『もろかみの たかまにまつり はかるのち つはものぬしか』ホ3 『もろかみの かみはかりなす たかまにて』ホ4 『たかまにて かなさきとわく こくみいふ』ホ7 『ねのくにの しらひとおめす たかまにて かなさきとわく』ホ7 |
4.譲位後のアマテルの座所。イセ。
『たかまにのほり もろともに これうかかえは みことのり』ホ16 |
「たかむ(高む)」の名詞化。
「たかむ」は「たく(焚く)」と同義語「かむ(上む)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「たかみ(高み)」
類語:「あめ(上・天)」「みかと(帝)」「かつら(桂)」「みやこ(都)」「あしはら(葦原)」
関連語:「ひたかみ」「さこくしろ」「あまのはら」「もとあけ」
10/03/08
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