【帝・御門】
正の方向に離れるさま。 頂点。中心。皇。 都。皇宮。朝廷。御上。
『ちちみかと やふさくるまの みゆきなす かみもけかれの あるやらん』ホ15 『もしひはらみこ うむものは みかとにつけよ したたみも たまものあるそ』ホ32 『みたりみかとに つけもふす ゆめにかみあり たたねこお』ホ33 『みかとにもふし みことのり みかさのをとと いわひぬし』ホ36 『みかとにささけ ことことく まつらふかたち もふさしむ』ホ39 |
「みかつ(厳つ)」の名詞化。
「みかつ」は「みく(熟く・満く)」と同義語「かつ(上つ・勝つ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「みこと(命・尊)」
類語:「あめ(上・天)」「たかま(高天)」
【御門】
かと(門)の尊称。皇宮の正門(南門)。
『さのみかと はしらはみそき ははみたけ たかさもみたけ』ホ21 |
類語:「おおと(央門・大門)」「きみかかと(君が門)」「からふかと(枯生門)」
10/02/15
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