【高天の原】
1.根源神アメノミヲヤの治める領域。全宇宙。
『そらはたかまの はらのうち めはなにしるも ひつきほし』ホ17 『たかまのはらの かんつかさ あまてらします ををんかみ』ホ22 『そとはたかまの はらまわり ももよろとめち ほしまては そゐやちとめち』ミ6 |
●天上界。天空。 =あまのはら(天の原)・さこくしろ(賢釧)
『ここもたかまの はらなれは よよにちかふる のりこちに』ホ22 『よそこのかみは あにかえり もとのたかまの はらにあり』ミ6 『むねはたかまの はらまても ちきたかしりて さわりなし』ミ8 |
2.地における1のコピー。 和つ君の坐す領域。都の圏。(トヨケ・オシホミミの時代のヒタカミ)
『たかまのはらの かりみやに おひたまわれは もろかなも ひたちのみやと』ホ16 『たかまのはらの ををみやめ とよはたすけや ここたえの』ミ逸 |
「たかま(高天)」 の 「はら(原・治)」
「たかま」は「中心・都」などの意。
「はら」はここでは「範囲・区画・領域・圏・界」などの意。
類語1:「あまのはら(天の原)」「さこくしろ(賢釧)」「もとあけ(元明)」「ふゆのかかみ(振の鏡)」「はらの(原野)」
類語2:「みはた(御端)」「ゐはた(斎端)」「とよはた(豊端)」「たくはた(卓端)」「おおはた(大御端)」
10/03/22
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