【御端・御傍】
大いなる区画。賢き区画。禁中。
『みはたより さおしかにめす かんさひと こくみははこと』ホ7 |
「み(上・神・御)」+「はた(端・傍)」
「はた」はここでは「区分・区画」の意。
同義語:「おおはた(大御端)」「とよはた(豊端)」「たくはた(卓端)」「ゐはた(斎端)」「たかまのはら(高天の原)」「みもと(御許)」
類語:「ををうち(大内)」「うおち(大内)」「をうち(大内)」「おうち(大内)」「おおおく(大奥)」「みうち(御内)」「みやうち(宮内)」「おなか(央中)」「みなか(御中)」「うちみや(内宮)」「なかのわ(中の環)」「さこくしろうち(賢釧内)」「こゑうち(環内)」「たまかきうちつ(玉垣内方)」「かしこところ(賢所)」
【御機・御旗・御幡】
「はた」の敬称。
●君の執るマツリ(纏り・政)。 =うなめこと(大嘗事)・よろのまつり(万の政)
『そのきみの よろのみはたの まつりこと をさむやすみの たみはやた』ホ17 『かといてに みはたのとめの をんふみお みまこにたまひ』ホ24 『あまきみは みはたのふみお みてつから をみこにゆつり』ホ27 『もときねお よつきとなして みてつから みはたをりとめ さつけまし』ホ32 『あつたかみ つけてきみには かくみはた をさせたまへは』ミ序 |
●織り成した物・編んだ物 の敬称。 ヲシテ・しるし(記・璽)。
『みくさたからの あまをしか やとよのみはた たかみくら』ホ38 |
●経緯(けいい)・いきさつ・仕組み・機構 の敬称。 =あや
『こもりにこれお とはしむる ひめきみあひて みたねうむ みはたおこえは』ホ16 |
●かくみはた(橘御機)の略。
『やまとたけ かみにかえさの のこしふみ きみはみはたお そめませは』ミ序 |
[1]
「みはつ」の名詞化。
「みはつ」は「みふ(見ふ)」と同義語「はつ(泊つ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・収(治)める・留める」などの意で、「はた(機)」と同じ。
[2]
「み(上・敬・御)」+「はた(機)」
変態:「おおなゑこと(大嘗事)」「うなめこと(大嘗事)」「きみのまつり(君の政)」「あのはら(天の治)」「よろのみはたのまつりこと(万の御機の政事)」「よろのまつり(万の政)」「よのまつり(万の政)」「よよのまつり(万の政)」「よろはた(万機)」「とよへるはた(豊綜る機)」「へのはら(舳の治)」
10/05/30
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