もとあけ  モトアケ  motoake

  

【元明】
回帰する所。原点。起点。起源。 陽陰。天。

『をさむゐつよの みむすひの ゐみなたまきね もとあけお うつす』ホ4
『はつのよは くにとこたちそ あめにゆき みるもとあけの もりさため』ホ13
もとあけの よそこのたねの なかみくら』ホ14
もともとあけの みをやかみ そはのとほかみ ゑひための』ホ17
『ねのつきに あゆきわすきの みやつくり もとあけあわの かみまつり』ホ30
『とのみこと もはかりをさむ みおほらに かみもとあけに かえますお』ミ5

 
もと(基・本・元)」+「あけ(明)
「もと」は「もつ(戻つ)」の名詞化。
「あけ」は「あく(明く)」の名詞化。
両語ともここでは「C: 回る・還る・戻る・回帰する」などの意。

類語:「もとおり(基)」「もとうら(基)」「もとら(基)」「もとり(戻り)」「うら(占・心)」「もとゐ(基)」「みなもと(源)」「こころ(心)」「さこくしろ(賢釧)」「たかまのはら(高天の原)」「あまのはら(天の原)」「ふゆのかかみ(振の鏡)
関連語:「よそこのかみ(四十九の神)」「あわのかみ(陽陰の神)」「あわうた(陽陰歌)
ふとまに(太兆)

  

10/03/07

  

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