【(和る・収る・治る)・生る・在る・(現る)】【受身/尊敬の助動詞「る・らる」】
A: 合う/合わす。在る/現す。〜である。収(治)まる/収(治)める。匹敵する/させる。和らぐ/やわす。平る/平らす。
『いまよにのこる いゑいゑの ふみもそれそれ かはりある』ホ序 『これみのうちの めくりよく やまひあらねは なからえり』ホ1 『あるかたち つくるいさわの ををんかみ あまのまなゐに みゆきあと』ホ1 『われもみゆきの ふねにあり かせはけしくて なみたつお』ホ1 『かみそのなかに あれまして くにとこたちの とこよくに』ホ2 『きみとみたみの みくたりの かみはもふその みこありて』ホ2 『あめなるみちは めもあらあらず みつよをさまる』ホ2 『こしくにの ひなるのたけの かんみやに きのみおもちて あれませは』ホ2 『めかみには なりなりたらぬ めもとあり』ホ3 『あるかたち あめにつくれは ふとまにお あちはえいわく』ホ3 『おおやますみの こたえには みをやのしるす うたにあり』ホ4 『かんかみれとも かんまこの ちゐもうしある そのなかに』ホ4 『ひとくさの なけきおやわす かみあらす あらねはみちも つきんかと』ホ4 『ひとのとわしの こたゑにも とよけのかみの をしゑあり』ホ4 『もろこたゑねは あちひこか これはみそきの ふみにあり』ホ5 『ことたちさくる うつわあり』ホ5 『ことのりあれは かとてして みやつのみやに あるときに』ホ6 『こくみいふ さしめはまこと わかつまよ きみさりますの おしてあり』ホ7 『そのなかに たおやめあれは これおとふ まかたちこたふ』ホ7 『かならすまてよ ときありと むへねんころに さとされて』ホ7 『おととのくるは さはあらし くにうはふらん』ホ7 『そさのをいわく なおそれそ むかしねのくに ゆけとあり』ホ7 『まなゐにありて みすまるの たまおそそきて たなきねお もちにうませて』ホ7 『わさにもゑつく おこりひの ひひにみたひの なやみあり』ホ8 『むつのはたれは やまたあり ここちつかさに ななはかり むれあつまりて』ホ8 『ふつぬしいわく ゆかけあり なんそいたまん うけよとて』ホ8 『ともにわらいて みやけあり かみよりをこせ たまはれは』ホ8 『かえことあれは ををんかみ つつやにいたり みたまへは』ホ8 『いふきぬし くまのくすひと まてにあり しろくろこまに もろそひて』ホ8 『まふつなら かんかみんとて みかかみに うつせはふつく つはさあり』ホ8 『みなめして ちおそそくとき きくみたり すくにきつねの かけあれは』ホ8 『うつすかかみに なおさると おろちとみつち かけあれは』ホ8 『ねむるおろちお つたにきる ははかをさきに つるきあり』ホ9 『しかれとほひは くにかみに へつらいこひて まとせまて かえことあらて』ホ10 『またひとり ありといふまに あらはるる たけみなかたそ』ホ10 『いまわれさらは たれかまた あえてなれなん ものあらし』ホ10 『よろまろひとり そはにあり きみはよわくて みそきまれ』ホ11 『またやゑかきは つにあつけ あらかみあらは よくむけて めくみやわせと』ホ11 『さにあらす たたにつくれは かれきなり みたまあれはそ』ホ12 『たとふれは しほのあちあり はからねは あちなしやけと しほならす』ホ12 『めにほあり ひすりひうちは つきのひそ をにみつありて』ホ13 『よろくにつとも うむうまぬ あれはめをとも くにつとそ』ホ13 『うますはよその めおめとれ をせのおなかに ゐもありと』ホ13 『めのすかた よくてあるるも みにくきに よきみやひあり』ホ13 『なおからされは ひとならす よにありなから そのわさに』ホ13 『こころすなおの ひとあらは わかこのことく とりたてて』ホ13 『すえはみそふの たみめひこ もとなかすえの みくらあり』ホ14 『たとえめあれと よつきなく ゑんとおもはは あくりしれ』ホ14 『あさひのうるお みにうけて こみやにあれは よるなみと ともにめくれと』ホ14 『あまてるくには わかみたま ありとしるへし』ホ14 『われむかし ひのわにありて てらせとも ひとみおうけす みちひかす』ホ14 『かすかわかひこ たちいてて おかみつつしみ あるこころ もふせるうたに』ホ14 『ちちみかと やふさくるまの みゆきなす かみもけかれの あるやらん』ホ15 『くさきのむしの みつのこゑ かせにこゑあり うつほはね はにむしもこれ』ホ15 『あいものの うおはよそあり これもみか すすなにけせよ』ホ15 『ししあちたしみ はやかれし ももやふももそ たまゆらに ちよろあれとも』ホ15 『しろすことくに ひひめあり つきこなけれは かすかとの』ホ16 『もしあやまれは たねたちて みとかめあれと』ホ16 『またのとひ おしえのおひは わさありや こもりこたえて』ホ16 『はねさきみれは ふそよすち かすそなわれと つねあらす』ホ16 『みかつちも よろこひけふの ぬのおらん いわくはふたゑ あらざるか』ホ16 『うちよりいつる はふたゑは きみのたまもの ふたはあり』ホ16 『わかうまれつき みのたけも ひたけむたあり』ホ16 『まつりたえんお ひめありて よつきみちきく こはたから』ホ16 『ひとはらみ みつこおうめは みひかりの さいわひありと あめにつく』ホ16 『いにしかみ つくりさつくる とほこあり とはととのふる おしてなり』ホ17 『ふたかみの とほこにをさむ としふれは にふなれときの たみあるも』ホ17 『そのときは いたきむくひも あらされと のちのやまふは あまかつち』ホ17 『こたからの むねうつはりと なることく ひとのすまゐの うえにあり』ホ17 『これもみくさの うつわのり あらていかんそ ゑさらんや』ホ17 『みるきくたひに よしあしも ひめもすあめに つけあれは』ホ17 『みたひそこなふ おのかむね さわきあるより ことふるえ』ホ17 『しなにより あめよりきみに つけあるそ まさにはつへし』ホ17 『おのかとき さかりあさむく むくひあり ゆえおきかせん』ホ17 『ひとかひとうつ ころすおも みれはのそかん おもひあり』ホ17 『それこころみに わさおなせ われはやのそく みやひあり』ホ17 『いとまあらせて くにめくり よのあしはらも みつほなる かみのみうたに』ホ17 『そのくにたもつ ものあらは すえたみとても うえのとみ』ホ17 『なかのいわほに おわします そはにとみあり あめみまこ』ホ18 『もろともに まさかきふその あまるころ わいためあらす』ホ18 『つのあるなきの けたものお のりむまけれは むまとなし』ホ18 『いつとゆる かけこゑめをの あいたあり このほとらいの まおしれは』ホ191 『しはしはまつり きこしめす これそらくもり あらさりき』ホ192 『みよつきなれて いつかけも なれといそくは あやしあり』ホ192 『もしのりおかす ものあれは てにはつるきお もつゆえに』ホ192 『はつきもち さつきゐつかの ことほきの のりにかけたは あやしあり』ホ192 『いたむこと あらはひふみよ ゐむなやこ とまてかそえて』ホ20 『あめつちの ひらくむろやの かみあれは ゑやはよわかれ ぬしはなかかれ』ホ21 『さきにみやはに おころあり もちうこににて ほのほはく』ホ21 『はるかまと こたそこにあり さおむきて きまくらにふせ』ホ21 『つねにまもりて とりおかふ たみのからかれ あらしなと』ホ21 『みこのたまふは ゆみのこと あれとのちため すてられす』ホ21 『うつをかみ たとひひとたひ ことみたれ さらにあらんや』ホ21 『みつかきお なおすたくみら うつろゐの やしろきあれは おそるるお』ホ21 『はるはかま こたそこにあれ なつはかと みたそこにあれ』ホ22 『もしもくにゆり なるかみの さわるさわりの あらんとき』ホ22 『たとへおたきの かくやあれ さらにひうちの あらためて』ホ22 『このときに としのりかみの まてにある おおとしかみと はにやすめ』ホ22 『けにもよれとも むかしあり よろすすもへり』ホ23 『とよあしはらの ちゐもあき みつほのたあり なんちゆき』ホ23 『ややひとかすの かてあれと もとちからゑぬ いねのみは』ホ23 『そのかまて あれはあれおさ くみおよひ そうちはしかる』ホ23 『つみあるものお かれといふ なきはいきなり』ホ23 『としすてに そふよろやちも きわあれは のちのまもりは とよけのり』ホ23 『むかしひよみの おもいかね こよみつくりて ここにあり』ホ24 『たちからを をやのあととて ここにあり みかりのをとも こふゆえに』ホ24 『まめなせと くにさかいまて おくりてそ なこりあるなり』ホ24 『ときにきみ おほすことあり こやねして にはりにととめ』ホ24 『めせはもうさく いもとさえ わかいつくしの あねありと』ホ24 『ちちおとろきて つましかる かくあらんとて いたさぬお』ホ24 『さくらいあらは わかはらみ あたたねならは はなしほめ』ホ24 『めくりにしはの かきなして ははこちかひて なかにあり』ホ24 『ももくさあれと はらみのみ ことまさるゆえ みくさほめ はらみやまなり』ホ24 『まつりてのちに はらをきみ のこしことより ふたたみの あらそいあれは』ホ24 『これおすつれは またけかれ なにかみありと いさむれは』ホ24 『わけいかつちの あまきみは ふかきおもひの あるにより』ホ25 『ははちちひめは ことありて いせにいたりて をんかみに』ホ25 『ときにいみなの ゆえあれは うかわおこえと ゆるされす』ホ25 『はけやまお とえはあれおさ あきといふ きのあるなにて なきいかん』ホ25 『これおろちあり くにかみの ひめおのむゆえ みなやけは』ホ25 『うつきねすせり きたのつに ゆきてをさめよ いささわけ あれはむつめよ』ホ25 『ゑとのみや きたつにありて こころみに うみさちひこか』ホ25 『ともにむなしく さちあらす ゑはゆみやかえ ちおもとむ』ホ25 『うともりきたり かたあみの たかかもかある としのあさ』ホ25 『としのあさ うたえそむるお とりみれは わかのうたあり』ホ25 『しれはさち しらねはおとえ こまはひに わひことあれと』ホ25 『しからすそ つほねはあれと こおうます かれにすておき』ホ25 『たたひとり つれてしはらく ここにあり つくしのたみお おもふはかりそ』ホ25 『いささわけより みつほまて みかえりあれは あまきみも とみもよろこふ』ホ26 『いまみこの かにつははけは ここもあり すせりみやより』ホ26 『おとたまお ささけとあれは もろともに のほりもふせは いもとめす』ホ26 『かつてかみ かねてもふすお のそくはち なんちにあらす』ホ26 『ひめははち おちいりいわす みほつひめ みゆきおくりて ここにあり』ホ26 『あまきみひめお たつぬれは こやねこたえて ためしあり』ホ26 『みほつめもふす そふつほね あれとわかまこ すけもとめ』ホ27 『すへいれて もものをしての なかにあり あやしけけれは あちみえす』ホ27 『ときにあまきみ われおもふ そみすすをいて たねあらし』ホ27 『よつきふみ ありとてあまの おしくもに のりしてよつき やしろなす』ホ27 『みふれによりて もふさくは ひゑのふもとに ひめありて』ホ27 『みなふしなひけ をさむるは やよほにたれか またあらん』ホ27 『われあれはこそ なんちその おおよそになす いたはりそ』ホ27 『おしくもと くしみかたまと まてにあり たねこはみこの おおんもり』ホ27 『みなをさまるも いかつちの かみのいさおし のこりあり』ホ27 『をのゑなお ねにおさむれは よくまもり わさはひあるも しなかゑて』ホ28 『あまてるかみの ためしあり ゑなこふときに みことのり』ホ28 『うえにある われはかんむり ひとくさは みみちかきをそ』ホ28 『みもすその たみおなてつつ さをしかの きよきにかみは ありとこたえき』ホ28 『あるしとふ すすなえありや かつてなし ておむなしくす』ホ28 『またもとふ いふきかみかや ときにはは たなこひめあり こたえいふ』ホ28 『そとかはま いとうやすかた かみのみけ はむうとうあり』ホ28 『かかみゑゑなる なかひとり うれひありとて これまつり うけぬうれいと』ホ28 『おゐゑとふたゑ ひふみあり いまわれひとり うけさると ちちにそくやむ』ホ28 『おちこちも うるはふくにの きみありて あれもみたれす あめのみち』ホ29 『さむれはやたの からすあり おおちかうかつ あすかみち』ホ29 『ときにすへらき こたえいふ なんちかきみも まことなら しるしあらんそ』ホ29 『たねこくしたま まてにあり みけなへまつり もふすをみ』ホ30 『これにめし つほねにあるお たきしみこ ふかくこかれて ちちにこふ』ホ31 『みもろかみ われあれはこそ おおよその ことなさしむる さきみたま』ホ31 『もしひはらみこ うむものは みかとにつけよ したたみも たまものあるそ』ホ32 『いまよりあらは つみひとそ わかこもひとは あめのたね』ホ32 『たみにおかませ ははもあけ そふのきさきも さきにあり』ホ32 『しらうとこくみ ははおかす かないまにあり きみまねて かなおかふるや』ホ32 『いまはつつ うむこあり つらなるゑたの おしまこと はははたかひそ』ホ32 『わかよにあたり をえあるは まつりととかぬ とかめあり』ホ33 『きみなうれひそ たせさるは わかこころあり わかはつこ おおたたねこに』ホ33 『ゆめにかみあり たたねこお おおものぬしの いはひぬし』ホ33 『おおたたねこお ちぬすえに ありとつくれは きみやそと ちぬにみゆきし』ホ33 『いのりてくにの ものさねと これにことあり はやはかれ』ホ34 『ももそひめ こころあやしく あくるあさ くしけおみれは こへひあり』ホ34 『もろいわふとき つのひとつ あるひとここに たたよえり』ホ34 『いつもへて ややここにつく かみまつり きみここにあり』ホ34 『かれつのか めしてつかえは まめありて ゐとせにたまふ なはみまな』ホ34 『わかくにきねに みはえあり かみなかしもの くにひろく』ホ34 『たけひてる むかしささけし かんたから いつもにあるお みまくほし』ホ34 『たやすくたすと うらみしか しのひころすの こころあり』ホ34 『もしやくるえる ものあらは たまさかにえる いさおしと』ホ35 『ちかかたにある やつなたお めしてさほひこ うたしむる』ホ35 『われたとひ よにあるとても しむかれて なにおもしろと』ホ35 『きさきとみこお たすへしと あれといたさす やつなたか ひせめになせは』ホ35 『あにかつみ のかれんために われいれと ともにつみある ことおしる』ホ35 『きみかゆるしの あるときに ほのほおこりて しろくつる』ホ35 『きみもろにとふ くえはやに くらふるちから あらんおや』ホ35 『よきみやところ さにありと わかこおやれは ゐすすかわ』ホ36 『よのなかに ものおもふひとの ありといふは われおたのまぬ ひとにそありける』ホ37 『よかうちにゆく みちすから よきひとえんは しるしあれ』ホ37 『むしなのはらに やさかにの たまありおさむ いそのかみ』ホ37 『しらきみこ ひほこかつとの たからもの たしまにあるお いまみんと』ホ37 『よほきさらもち みのにゆく とみらもふさく よきめあり』ホ38 『そふほはつはる みののくに かんほねかめの ゑととおこ くにのいろあり』ホ38 『もろおあつめて たけるとす ほこさきあたる ものあらす』ホ38 『ささひととかす さはなれは たみのいたみそ ほこからす むけんとあれは』ホ38 『いたるあそくに よもひろく いゑゐみえねは ひとありや きみのたまえは』ホ38 『たおれぬさきは あさひかけ きしまねにあり ゆうひかけ あそやまおおふ』ホ38 『かみありや みぬさるをうみ もうふさくは やつめひめかみ みねにあり』ホ38 『よろひとの みちのしるへと あるふみお よよにつたふる たけうちは』ホ38 『おうすみこして うたしむる おうすもうさく よきいてお あらはつれんと』ホ38 『たけるかいわく いましはし つるきととめよ ことありと』ホ38 『きみのことくの ものあらす やつこかささく なおめすや』ホ38 『きみのおおせに あたうちに まかるとあれは やまとひめ』ホ39 『たけひとは きみたるいとの あるゆえに あめよりつつく かみのみこ』ホ39 『そのつみつもり いくらそや ぬけみちありや わかきみは かみならすやと』ホ39 『このゆきおもく ふもをあり おいてもとむる』ホ39 『なつかはき ここにゐてとふ つきありや たけひこたえて』ホ39 『やそありて はつはおこりと つきはうけ みつはうたたに よつあわせ』ホ39 『こたえいふ かみよにもあり みをやかみ つつのをしてや』ホ39 『これおりかえに あひつあり かれうちとるお よしとなす』ホ39 『すへらきは ゐもやすからす あちあらす ひめもすなけき のたまわく』ホ40 『みやつひめまた のちのつま たけたとさえき ふたりうむ そよをひめあり』ホ40 『ゑそゐたり いやまいあらす やまとひめ とかめみかとえ すすめやる』ホ40 『えらくひは あそひたわむれ ことわする くるえとあらは うかかはん』ホ40 『きみたのしみの かくらしし やよろかしまに あるかたち』ホ40 『ふたはしら まつるとほこの みちあれと あまてるかみの やたかかみ』ミ序 『もしやみちきく こころさし あらはとあけて さつくへし』ミ1 『こころあり たつねきたらは われあひて そのみちのくお かたるへし』ミ1 『よそこのかみは あにかえり もとのたかまの はらにあり』ミ6 『ゐためたたるの おりあれは これのそかんと おほすなり』ミ8 『そのみかたちに すすめこふ ふかきむねある そめふたお』ミ10 『としよりて そのたのしあり ここなしの かるることくに かんはしく』ミ逸 『おほふうれしさ またあらし たかえあわせし ゑみすかほ』ミ逸 『こもりもてなす ものかたり わかみのたけは そむたあり』ミ逸 『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸 『あのこけは よこやしるやも はさらなせ あこけくるまの めくりあらねは』フあこけ 『あのよろの ほしおしつめて ありのまま すめはよろこひ ときそありける』フあよろ 『あのゐさめ きみはとみあり をやはこの ともにたからの めくるなりけり』フあゐさ 『をのきにの いさおしおとに あるなれは ゐゑもさかいも さにそきにける』フをきに 『をのそのは やけてあわたの とりえあり みつとりえねは そののもえくさ』フをその 『すおえては きりひにさむる ひえあれと なかれのふねに さおそゑにける』フすえて |
変態:「あふ(合う・浴ぶ)」「あむ(編む)」「はる(治る)」「はむ(食む・嵌む)」「なる(生る)」
派生語:「つたはる(伝わる)」「あらそふ(争う)」「あらかみ(争み)」「あらは(顕)」「あつかる(熱がる)」「しかり(然り)」「とまる(留まる)」「かかる(斯かる)」「あらかしめ(予め)」「をはる(終る)」
独り言:「(you) are」
【離る・散る】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『あるまうかかふ おゑものお はらふはうたの こゑあまる』ホ1 |
変態:「はる(遥る)」「なる(鳴る)」「まる(放る)」「やる(遣る)」「わる(割る)」
派生語:「あらかみ(争み)」「あらふ(洗う)」「あらく(散去く)」「あらふる(散狂る)」
【(新る・改る・復る・折る・央る・主る)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。替る/替える。還る/還す。戻る/戻す。
『をのむくは ほことかかみお あらかしめ むかうあたなく たたにをさまる』フをむく |
変態:「おる(復る・折る)」「うる(売る)」「ふる(振る)」「ゆる(揺る)」「よる(揺る)」
派生語:「あら(新)」「あらた(新た)」「あらふ(洗う)」「あらたむ(改む)」「あるし(主)」「あらか(主処)」「あらや(主屋)」「ありそうみ(荒磯海)」
【荒る・(熟る・上る・映る・央る・主る)】【(果る・終る)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある」
『おきつひこ はらあしことに つまあれて みさほたたぬと ちきりさる』ホ13 『めのすかた よくてあるるも みにくきに よきみやひあり』ホ13 『かゑことすれは やまとたけ あらふるかみの あるおきき』ホ40 |
変態:「はる(張る)」「はゆ(栄ゆ)」「なる(成る)」「やる(行る)」
派生語:「あら(荒)」「あれ(荒)」「あり(終り)」「ありかた(有難)」「あらまし」「さわる(騒る)」「おわる(終る)」
【粗る・生る・(下る・穢る)】【(果る・終る)】
E:
負の方向に離れる/離す。「低まる・端にある・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
『あるまうかかふ おゑものお はらふはうたの こゑあまる』ホ1 『あねはもとより さすらをか あるるおしれは おとろきて』ホ7 『あやまりて けかるるときに はらむこは かならすあるる』ホ7 『くにみたるれは たもあれて みつほのほらす まつしきお』ホ23 『ひまかくゆえに たもあれて たとひみのれと とほしくて』ホ23 『わかよにあたり をえあるは まつりととかぬ とかめあり』ホ33 『めつきはつひに みことのり うちはむけれと とつあるる』ホ34 『たたねこは かえりもふさく かものみや あるるおふして おもみれは』ホ37 『ふしあれのわき そろをゑは しなとまつりに のわきうつ ほをのはらゐそ』ミ7 |
変態:「あゆ(零ゆ)」「なゆ(萎ゆ)」「はゆ(蝕ゆ)」「やむ(病む・罷む)」「やる(破る)」
派生語:「あら(粗)」「あられ(霰)」「おわる(終わる)」「あり(終り)」「あらふる(粗降る)」「つらら(氷・氷柱)」「おわる(終る)」
【或】
(同種の他と)区別されるさま。別であるさま。
『またあるひ をとりよそおふ めかしりて あひましわれは』ホ3 『あるとみきみに もふさくは たえまくえはや おおちから』ホ35 |
●<「あるは」で> あるいは。または。
『たまこつむ やすきひもなく みつおこひ あるはすおこひ』ホ16 『こたねうたれて なかれゆく あるはかたわと なすいそら』ホ16 |
「ある(離る・散る)」の名詞化。
【(主・央)】
回帰する所。基。本。中心。ホーム。
「ある(主る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・還る・回帰する」などの意。
派生語:「あるし(主)」
関連語:「あらか(主家)」「あらや(主屋)」
10/01/05
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