【新た】
改まるさま。改めるさま。
『さらにかえりて ふたかみは あらたにめくり』ホ3 『わかれつとむる わかみやの まつりこととる とみはあらたそ』ホ31 『みはえしめして あいかたり あらたにそめて ふたやより あけたてまつる』ホ40 |
「あらつ(新つ)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・一回りして戻る・改まる」などの意。
【新田】
新たに開いた田。
『おおちおとろき われたとひ あらたなすとも これしらす』ホ24 『ものぬしは うみへおにしに めくりつつ さしゑにあらた おこさしむ』ホ24 『さとにわたりて あらたなす こしにもとりて いせきなすかな』ホ24 『しまあいに かつうおなれは このうおお あらたにいれて わおこやす』ホ24 『にしなかくにの やまおもて いせきつつみに あらたなす』ホ25 『つくしあまねく めくりかり いせきつつみに あらたなす』ホ25 |
類語:「にいた(新田)」
【新治】
新たな治め。
『あすかかは おおやますみは これうつし さかむのおのに あらたなし』ホ24
『おときよひとは にはりみや あらたひらきて たみをさむ』ホ28 |
「た(治)」は「治め」の意。
これは「中心にある者が周辺を和して恵るシステム」を言い、「君が民を調えて恵むシステム」と言い換えられる。
またこれは「おのころ」と同じ意味になる。
12/09/02
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