あらか  アラカ  araka

  

【(主方・央方)・殿】
回帰する所。本源。中心・中央。
1.(個の) 中心。拠点。本拠。home。
2.(地域・全域の) 中心。治める所。政殿。中央。宮殿。

『あがたもり さともるひこも それたけの むろもあらかも おなかなり』ホ13
『きみにもふさく やつかれは とつきこのます みあらかに めすもよからす』ホ38

 
あらく(主く)」の名詞化。
「あらく」は「ある(主る)」と同義語「あく(明く)」の合成。
ここでは「C: 回る・還る・回帰する」などの意。
また「あら(央・主)」+「か(方・処)

変態:「あらき(荒城・殯)
類語:「みや(宮・雅)」「あらや(主屋)」「いかすり」「おなか(央中)」「やかた(館)」「おもや(主屋・母屋)」
関連語「あるし(主)

 
 

【(散去)】
分け。区分。区画。区切り。

きあらかとへか とおつあひ めくはしうちめ』ホ33

 
あらく(散去く)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・区切れる」などの意。

類語:「かた(方・割・県)」「わけ(別)」「あかた(県)」「きた(方・割・段)」「けた(方・桁)

 
 

【粗か】
負の方向に離れるさま。「低まる・端にある・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」さま

あらく(粗く)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・低・端・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・端にある・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。

変態:「おろか(疎か・愚か)

  

09/08/10

  

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