きた  キタ  kita

  

【北】
負の方向に離れる方。「低まる・勢いを失う・劣る・沈む・静まる・果てる」方

『みなみむき あさきおうけて なかいきの みやのうしろお きたといふ』ホ1
『よるはねるゆゑ きたはねそ』ホ1
『もしひときたり ことわけん あわねはきたよ あふはひて』ホ1
『みなみにことを わきまえて おちつくはにし かえるきたホ1
『これもおなしく ねはきたに きさすひかしや』ホ1

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きつ(朽つ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・勢いを失う・劣る・沈む・静まる・果てる」などの意。

別名:「ね(寝・北)

  
 

【段・(割・方)】
1.合うさま。交じるさま。加わるさま。〜倍。
2.離れ。分かれ。区分。分割。県。

『しかるのち たかまにはかり そさのをの とかはちくらの みきたかれ』ホ7
『とこみきに はやこおめせは そのゆめに とつかのつるき おれみきたホ7
『やきたわけ これにひつきの ふたたまし よのひとからの たかはかり』ホ17
『みゆきして みのたかきたの たかよりの ここりのみやに かりいます』ホ38
『ふそかあしきた こしまにて ひてりにあつく みつおめす』ホ38

 
きつ(交つ/離つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・収まる・囲む」、裏を返して「B: 離れる/離す・分ける・限る」などの意。

変態:「きさ(刻・ギザ)」「かた(方)」「けた(方・桁)
類語:「あかた(県)」「わけ(別)」「つた(寸)
使用例:「たかきた(高北)」「あしきた(葦北)

  

10/03/25

  

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