【刻・(屈)】
きざみ。ギザギザ。曲がり。傷。屈折。傾斜。段階的なさま。
『せおりつひめの みやひには きみもきさはし ふみおりて』ホ6 『ひさしほおおひ きさにさせ』ホ21 『ものゐさは おころのかめる はおあかめ ゐもあらためて きさおいさめよ』フもゐさ |
●きさら(刻更)・きさらき(刻更月・如月)の略。
『こそほきさはひ みことのり かくおもとめに たしまもり』ホ37 |
「きす(刻す・屈す)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる/離す・分れる/分ける・折る・曲る」などの意。
変態:「きた(段)」「くす(屑)」「きす(傷)」「くさ(腐)」「くせ(曲)」「くた(朽・腐・芥)」「くち(朽ち)」「かす(滓)」
類語:「つた(寸)」
派生語:「きさはし(階)」
【東南】
東南の方向。
『つはにしのうみ つさきよみ さはしひれうみ きさはすと』ホ24 |
11/06/19
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