【愚か・疎か】
1.それるさま。外れるさま。曲るさま。
2.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『ほろろなけとも ちのたゐそ さかなときるも おろかなり』ホ10 『にしのははかみ またきたり ころやまもとは おろかにて』ホ15 『おろかめか ねたむいそらの かなつゑに こたねうたれて なかれゆく』ホ16 『おろかにくらく にふきこは そのあらかせに ふきうたれ』ホ17 『ものきにの のりはおろかに あらためす もとおをこせは われもきにけり』フもきに 『しのきにの とほこにみつの あらそひも あにかおろかに きもやつむらん』フしきに |
「おろ(愚)」+「か(如)」
「おろ」は「おる(折る/下る)」の名詞化。
類語:「おろそか(疎か)」
10/06/18
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