【和・生・在】和合。陽陰和合。生み。現れ。 やふ(和ふ・生ふ)から。
『あわうたの あはあめとちち わはははそ やはわかみなり』ホ23 『このあわや のとよりひひく はにのこえ くにおしらする たねなれは』ホ23 |
【和・結・居・屋・家・社・宮】合わせ。収め。結い。まとまり。和。統。 機関。システム。 =ゐゑ
『すへてななやの しるしふみ ことなりかちは これにしれ』ホ序 『かえことあれは ををんかみ つつやにいたり みたまへは』ホ8 『ひめはゆけやに かくしいれ すさはやすみの ひめすかた』ホ9 『ふとまにの しちりはやもり はけしくて つねすみのくに みせしむる』ホ10 『たらちねの はやちにかはね ひきとりて もやおつくりて かりもかり おくる』ホ10 『つほわかみやの とのしまも たかやいらかも ふつくなり』ホ11 『たみはたはたお をさむれは やはをせのみそ』ホ13 『つまとめかけと やにいれは いゑおみたるそ』ホ13 『つきよみやりて うるそたね ゑんといたれは まるやにて』ホ15 『われはのちやに ふつぬしと ひたちおひなし さつけんと』ホ16 『かみのやは むのたみめより むろやたつ たみにをしえて やねおなす』ホ17 『みやつやなりて そふのかみ すかたかむすめ みきさきに』ホ20 『なんちうけへし あめのかみ やまさおうみて みかまもり』ホ21 『おふかんつみは はにしきて まつるやつくり しこめなし』ホ21 『わかにいはりの あらやたつ なかつはしらの ねおかかえ』ホ21 『まるけたともに やつくりの もとはとこたち』ホ21 『をたふせす にわやけかれお われにたす ゆえにとかむる』ホ21 『いなはほとんと うつろゐの もりやはなれん』ホ21 『まつりこと たみのいもせは をさひとは ゐやくむをさは ひとてゆひ』ホ23 『あかたぬし こそうちはつえ けたのかは かとやにいれて』ホ23 『やはいえゐなり たはをさむ みはわかみなり』ホ23 『あわくにの やにいてやしま しらすれは やはやつならす』ホ23 『やはやつならす ももちよろ かさぬるふしの やえかきそ』ホ23 『うかわかりやに みあえして あひまつなかた さるたひこ』ホ24 『うたかひに たひやおよはに たちいてて いせにかえます』ホ24 『うかやあおいかつらのあや』ホ26 『しはしはめせと とよたまは みつやおいてす あくるとし』ホ26 『こやねふとまに うらなえは やせひめよけん やひのゐは なかのやとなる』ホ27 『しのはらは ははとはらめる やのつほね うちめはなかの くらいなり』ホ27 『おしくもきよめ よつきやに いのれはしるし はらみゑて』ホ27 『なんちかつくる やにおれと つるきよゆみと せめられて』ホ29 『おとかやにゆき きみめすそ いさわいさわと からすなく』ホ29 『いはわれの こやにへおねり としこえて こせのほふりや』ホ29 『くめかやの いすきよりひめ かしはてに みけすすむれは』ホ31 『しきかやあさひ かかやけは たまてかみなお すすめいふ』ホ31 『かみのしらいし もちかえり ねやにおくいし なるおとめ』ホ34 『むすめひとりお みやにこふ たれにやりても ふはうらむ こめさしたまへ』ホ37 『きみなうれひそ はからんと つわものつれて やにかえり』ホ38 『もろあかた ぬしらおほみけ ささけんと いつみめかやに そのつとえ』ホ38 『たちはなの もとひこかやに としふりて なしみてめくる ひたかみと』ホ39 『まつらふしるし かくかこお やむねにささけ ことをさめ』ホ39 『やまとたけ おはよりたまふ むらくもお ひめかやにおき いふきやま』ホ40 『かわあひののに おほみやお たててまつらす ひかわかみ』ホ39 『みはえしめして あいかたり あらたにそめて ふたやより あけたてまつる』ホ40 『みかさやに あまのこやねの とくふみは たてにぬきおる まつりこと』ミ1 『むろやみやとの たみのやも むねはたかまの はらまても』ミ8 『あのこけは よこやしるやも はさらなせ あこけくるまの めくりあらねは』フあこけ 『をのゆんの まつりやにわに おそるれと うまよりことの たみおひくなり』フをゆん |
【屋】同上。(〜に心身を)合わす者。〜に仕える者。〜を業とする者。
『いしへして ひかせおおやに つくらせて いとなみなりて』ホ27 |
【宿】同上。合わせ。結い。泊り場。停留場。
『しろこやて きみにきこゆる うたかひに たひやおよはに たちいてて』ホ24 『ふとたまの まこみかしやお つまとして うましまちうむ』ホ27 |
【野・谷・間・場】同上。 囲み。区分・区画。
『ふちおかあなの おしほゐに うふやのみみに あれませる おしほみのみこ』ホ6 『はおかんかえて あふらかす いれてかすやの はにみつる』ホ25 |
【八・弥・熟・敬・上・大】正の方向に離れるさま。いよいよ。
『やもやくたりの みこうみて みなそのくにお をさめしむ』ホ2 『さつちにをさむ やみこかみ おのおのみこお ゐたりうむ』ホ2 『このときに みなつまいれて やそつつき』ホ2 『うきはしにゑる おのころの やひろのとのに たつはしら めくりうまんと』ホ3 『あわうたに をさむはらみの みやにゐて すてにやしまの くにうみて』ホ3 『むかしこの くにとこたちの やくたりこ きくさおつとの ほつまくに』ホ4 『とよけみつから みそきして やちくらちきり ぬきんつる いつち』ホ4 『あめにたなひく しらくもの かかるやみねの ふるあられ ひすみにこたま』ホ4 『このみつお ぬのもてつくる やとよはた やすみにたてて きみとなる』ホ4 『めすてくるまお ひたかみゑ みゆきのきみは やふさこし』ホ4 『わかうらみ しこめやたりに おわしむる』ホ5 『むつのはたれは やまたあり ここちつかさに ななはかり むれあつまりて』ホ8 『やたのかかみは たてにふれ もろとのさかお かんかみよ』ホ11 『よろきみほひこ ゆふはなに やいろにきての かみすすむ』ホ14 『みをやつけたす けたすみに やきみとほかみ ゑひためそ』ホ14 『うゆるそのあき やつかほの なれはくにとみ こころよく』ホ15 『ちからわさ やたのひとらの よろひきの いわおもなけて』ホ16 『やたはやたみの もとのたけ いにしえつくる まはかりは』ホ17 『やきたわけ これにひつきの ふたたまし よのひとからの たかはかり』ホ17 『またやのたみめ やしろなる いまみやとのに たみおたす やつはやかたそ』ホ17 『みをやかみ そはのとほかみ ゑひための やもとのかみに まもらしむ』ホ17 『みなかぬし やおもにうめる ひとはほし ほしはたねなす みをやかみ』ホ18 『とよくんぬ ももあまるこも あめにゆき あなみのやかみ みそふかみ』ホ18 『めはなより おほねえやたの つつたちは ゐたゐきのりお』ホ192 『やかしはあもと むねにすゑ もちみもぬそむ ゆみやそえ』ホ21 『なんちうけへし あめのかみ やまさおうみて みかまもり』ホ21 『そのそひかみお ゑともりと あみやしなうて やみこなる』ホ22 『やおとのかみは ほのしつめ たつなみをさむ たつたひめ』ホ22 『ときものきれは よつきなし たみのよわひも やよろなれ』ホ23 『ゆふのはは たていとやもり をさよもは やそりひとよみ やりひとて』ホ23 『やよみもの あれをさへをみ つねのはそ もはやのかたは』ホ23 『みきめひとつて ねるつるき やふりあくれは みことのり』ホ23 『あわはあわくに やはやもの あおひとくさの なもやたみ』ホ23 『なんちらまつり おこたらす ほつまなるとき やたやすふらん』ホ23 『みなふしなひけ をさむるは やよほにたれか またあらん』ホ27 『みとしはる おおみなくちと おおやくち ともにすくねと』ホ32 『やをのあらひと いまなれて もろたのしめは かんかえて』ホ34 『さこくしろ かみのやてより みちうけて うまれたのしむ』ホ40 『おしもあおめら みそりそふ つきもともとの やいろはた』ホ40 『あいふへも をすしやかみの あてまもり ねこゑさすくる あなみかみ』ミ10 |
【矢・射】いゆ(射ゆ)の名詞形 “いや” の短縮。やつかしの略。
『いるやもうけす かみのやは かならすあたる はたれみの わさやあらはす』ホ8 『あまのかこゆみ ははやそゑ はたれやふれと たまひけり』ホ8 『とけやはなせは ふつぬしか てにとるときに ゆひやふれ』ホ8 『ふつぬしもろと ゆかけして さらにむかいて やおもとむ』ホ8 『はたれおもえり やにあたり よみかえるかや いたまぬか』ホ8 『もろうたふ はたれいかりて やのあられ かみのたみめに やもたたす』ホ8 『たかみむすひは これおみて とかむかえしや わかひこか むねにあたりて』ホ10 『やかしはあもと むねにすゑ もちみもぬそむ ゆみやそえ』ホ21 『あるひまたいて みそきなす しらはのやきて のきにさす』ホ27 『みつなるときに やおさして ちちというとき やはのほる』ホ27 『わかひこに ゆみつくらせて まなうらに まかこのやしり きたわせて』ホ31 『すめみこゆみや ひきとりて ひとやおむねに ふたやせに』ホ31 『さきあらそいて はにやすか いるやあたらす くにふくか いるやはあたる』ホ34 『うらとえはよし ゆみやたち もろのやしろに をさめしむ』ホ37 『このときに しとりへたてへ おほあなし ゆみやはつかし たまへかみ』ホ37 『つはきいちより ねきやまお こすときあたか よこやいる』ホ38 『ゑみしから かそにしきとは わしのはの とかりやももて たてまつる』ホ39 『みちのくよりは きかねとを くまそやももて たてまつる』ホ39 |
【穢・卑・賤・否・嫌・厭・谷】負に離れるさま。
『やくもうちことつくるあや』ホ9 |
【夜】水埴。陰。月。地。暗。この世。 負の方向に離れる。 =よ
『もちまえまつる ほからつき まめやかうたゑ かみおとり』ミ9 |
【や】動詞の終止形に接続して接続助詞「ば」と同様に働く。
『ここさわゆくや ひめおとり むらくもたひや ほたるひの わらひあさけり』ホ8 『さほこなる ゆけのそしもり つるめそか やとにつくむや しむのむし』ホ9 『いきみにちかく かれうとし もしあやまるや おそるなり』ホ23 |
『みたからお さつくみまこの とみたみも みやすけれはや』ホ序 『かみいかん わかすきしるや またいわく なんちもしるや』ホ8 『ひめおゑんやと いやといに みなはたれそと うらとえは』ホ9 『あにたたひとり ふつぬしか まさりてわれは まさらんや』ホ10 『あさむくみちお ならさんと われらつかふそ そのこころ ままやいなやや』ホ10 『ちちみかと やふさくるまの みゆきなす かみもけかれの あるやらん』ホ15 『われねかわくは かんつきみ はしかけなして たまわんや』ホ16 『きみのこころと わかはなと あふやあわぬや あえしらす』ホ16 『ひめはこやねの たけしるや しれりひとたけ ふたゐきそ』ホ16 『つかえるなんち おとろえり いまきてくにお うはわんや』ホ39 『そのつみつもり いくらそや ぬけみちありや わかきみは かみならすやと』ホ39 『かれみなつけん ききますや ゆるせはささく やまとたけ』ホ40 『あつさたす たらちのめくみ うまさるや おりかそえうた』ホ40 |
10/09/21
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