ははや  ハハヤ  hahaya

  

【(穢遣/和栄)・羽羽矢】
1.穢を遣らうもの・破るもの。「
はたれやぶる」
2.「和して照らす者・あまてらす者」の意の物実。 =しらや(白矢)

『あまのかこゆみ ははやそゑ はたれやふれと たまひけり』ホ8
ははやはなせは はたれとる ともにわらいて』ホ8
『たかみむすひか かこゆみと ははやたまひて むけしむる』ホ10
『なもなくて あめおなくやと わかひこか ははやおいれは むねとほり』ホ10
『とひてたかみの まへにおち けんけんもなく ちのははやホ10
『まゆみぬの やとよのはたと はくわゆみ ははやおそえて たまふのみ』ホ11
『わたましお たみもいはふに なさけなと ははやおいれは』ホ21
『ほそのをきるも はらののり ものぬしならす くわのゆみ ははやひきめそ』ホ26
『なかすねか きみのゆきより ははやてお あめにしめせは かんをして』ホ29
『またすへらきも かちゆきの いたすははやの かんをしてホ29

 
[1]
はは(穢)」+「や(矢・遣・破)
[2]
「ははゆ」の名詞化。
「ははゆ」は「はふ(和ふ)」+「はゆ(栄ゆ)」の合成。
これは「和して照らす」の意で「あまてらす(和照らす)」の同義語。

類語:「はまや(破魔矢)」
関連語:「あまのかこゆみ(天の鹿児弓)
派生語:「ははやて(羽羽矢璽)

  

10/06/02

  

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