【八響・八豊】
<中心の光が>八方に響いて広がるさま。 =おのころ
これはフトマニ図の構造そのもの。
『このみつお ぬのもてつくる やとよはた やすみにたてて きみとなる』ホ4 『まゆみぬの やとよのはたと はくわゆみ ははやおそえて たまふのみ』ホ11 『みくさたからの あまをしか やとよのみはた たかみくら』ホ38 |
「や(八・弥)」+「とよ(響動/豊)」
「や」はここでは「八隅・八方・あらゆる所」の意。
「とよ」はここでは「響いて広がるさま」の意。
赤子アマテルの目が開く時、霰の降る音が八隅にこだまする。「こだま」は「反響・共鳴」の意味で「とよむ(響む)」とも言うことから「やとよ(八響)」と名付けられる。
『あめにたなひく しらくもの かかるやみねの ふるあられ ひすみにこたま このみつお ぬのもてつくる やとよはた』ホ4 |
類語:「おのころ」
10/03/20
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