【(合・結)・家】【癒え】
1.(身を)合わす・収める所。屋。
『おのれはさらす ははよりそ ゐゑすていつる ひめもまま』ホ7 『きそちより いたるおはりの たけとめか まこのむらしの ゐゑにいる』ホ40 『つまみやすひめ みやこより おくりてちちか ゐゑにまつ』ホ40 『おはりにかえり みやつめの ゐゑにいらすて いせのみち』ホ40 |
2.まとまり。和。統。系。族。連なり。 システム。機関。連邦。国家。
『いまよにのこる いゑいゑの ふみもそれそれ かはりある』ホ序 『いゑおをさむは あになれと やめるかをやに かなわぬは』ホ13 『めはななし いゑにとつけは をせのなに たかうちむろと』ホ13 『つまとめかけと やにいれは いゑおみたるそ』ホ13 『ゐゑもさかえて そろふゆる みつほとなせる かみうたそ』ホ17 |
3.収(治)まるさま。(曲り・逸脱が)直るさま。
『ほしきおも ゐゑわさなせよ とほしくと ぬすまはかるる』ホ17 |
「ゐゆ/いゆ (居ゆ・結ゆ・癒ゆ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・連なる/連ねる・収まる/収める」などの意。
変態:「ゆひ(結い)」「やゑ(和・家)」「おり(居り・檻)」「みや(宮)」「みよ(代・家)」「ゐや(居屋)」
類語:「よ(世・代・治・結・家)」「まつり(纏)」「や(屋)」「みやゐ(宮居)」「いゑゐ(家居)」
派生語:「おゐゑ(穢癒)」
【(射ゑ)】
放ち。放出。射出。
『ゑさるかみあり きさらきや こりゑこころみ むままつり』ミ9 |
「いゆ(射ゆ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・放つ・遣る」などの意。
【(敬・礼)】
正の方向に離れる/離すさま。 尊敬。
『をのきにの いさおしおとに あるなれは ゐゑもさかいも さにそきにける』フをきに |
「ゐゆ(斎ゆ・上ゆ・敬ゆ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。
変態:「いや(敬)」「うや(敬)」「うえ(上)」「みゑ(見栄)」「はゑ(映え・栄え)」「ふえ(増え)」
10/01/17
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