【為る・刷る・(添る・直る・統る)】【使役・尊敬の助動詞】
A: 合う/合わす。なす。用いる。在る。現す・表す。収(治)まる/収(治)める。直る/直す。縛る。
『ひあふきの いたもてつくる あふきして くにもりをさむ をしゑくさ』ホ1 『やわしてあわお ゑなとして やまとあきつす あはちしま』ホ3 『とよけみつから みそきして やちくらちきり ぬきんつる いつち』ホ4 『むかしたまきね ちかいして かつらきやまの やちみそき』ホ4 『もろかみの かみはかりして ものぬしか まくらことはの ゆゑおとふ』ホ5 『ゆつのつけくし おとりはお たひとしみれは うちたかる』ホ5 『いなしこめきお そそかんと おとなしかわに みそきして』ホ5 『まかりなおさん かんなおひ おおなおひかみ うみてみお いさきよくして』ホ5 『そのうゑにたつ あさひみや きみねんころに まつりして』ホ6 『むかつひめより ことのりし たかみにまつる とよけかみ』ホ6 『ことのりあれは かとてして みやつのみやに あるときに』ホ6 『きみはみやこお うつさんと おもひかねして つくらしむ』ホ6 『はなこきたれは ほこかくす みぬかほすれと うちにつけ』ホ7 『おけはいかりて ひたしせす うちにつくれは とよひめに ひたしまつらし』ホ7 『あけまきし もすそおつかね はかまとし ゐもにみすまる からまきて』ホ7 『はたれのものの わさならす にけんとすれと かみいくさ』ホ8 『ふつぬしもろと ゆかけして さらにむかいて やおもとむ』ホ8 『たまかえしせは ひとならん さきにまかるも をおときて ひとにうまるそ』ホ8 『にけんとするお たちからを はたれはるなに とひかかり』ホ8 『なもみつきつね みそみよろ たまたちせんお かたかこふ』ホ8 『またとふやつこ こしはなに いわくなんちお やことせん ゆえにのるなり』ホ8 『またはたれ なんちわかはゑ はちみする やつことせんと なりめくる』ホ8 『はたれもひれし まはすはゐ みておとろけは かんかゑて』ホ8 『きらんとすれは いふきぬし ととめてこれも ちかいなす』ホ8 『かとりかいもと あさかひめ こことむすひの つまとして』ホ8 『ははやかかちの ひとみけと つつかせらるる ななむすめ』ホ9 『いなたひめして おおやひこ うめはそさのを やすかわに』ホ9 『かみはかりして はたれうつ きみはみそきの さくなたり』ホ9 『くしひこよ くにつめとらは うとからん わかみほつひめ つまとして』ホ10 『せみのおかわに みそきして ちのわにたたす みなつきや』ホ10 『かたしおとりて さかなのり おなしみちして みやにいる』ホ11 『はたれうたかひ かそえせす わさもみたれは ををんかみ』ホ12 『さきにみつ あひせんつるお うほきみか とめてまねなす これいかん』ホ13 『そのみなもとは とよけかみ かつらきやまに みそきして』ホ14 『ししあちたしみ はやかれし ももやふももそ たまゆらに ちよろあれとも』ホ15 『わかみみも けかるるあかお みそきせし なからふみちお よろこへは』ホ15 『みそよかも ひともとりして さつめへり』ホ16 『あるひみとのに みあえして こもりおまねき ものかたり』ホ16 『まれひとり ひめはひめなり またうまは まきれんために いみなせん』ホ16 『そむよろやちの ものおして ひとのたましゐ よろこはす』ホ17 『まさにはつへし あめつちか わるさなせそと さかしこそすれ』ホ17 『くたりてともに とつきして みはしらまわり あわうたお』ホ18 『のりうしけれは うしとして たのあらすきや にもつもの』ホ18 『しかしまた つよきよはきも たねにより けいろにわかつ よしあしも』ホ192 『まつそまおして きおきるは きやゑのひよし ておのそめ』ホ21 『かくみたひ のとしてもちお なけちらす』ホ21 『このひあすかの みやしろと ふとたまおして いわわしむ』ホ21 『やなゐかくろひ うつろもり きねのひときお ゐやしろにせよ』ホ21 『きつおかなねの とつきして としのりかみの あれませる』ホ22 『おおとしかみと はにやすめ おころもともに ちかひして』ホ22 『をそれてもかの ものいみし みきめひとつて ねるつるき』ホ23 『むめのはなみの みあえして ひよみのみやの かとてのり』ホ24 『くまのよろきの たにせんと おおたみしまか いかわなす』ホ24 『おとたまかわの しらすなに ひるねしておる ちまたかみ』ホ24 『さめてかくする なにゆえや いわくみまこの みゆきさき かくおるはたそ』ホ24 『うかわかりやに みあえして あひまつなかた さるたひこ』ホ24 『さるたして たけのいわくら おしはなち いつのちわきの よろいさき』ホ24 『はらみやまから よもおみて すそのはひろし みつおうみ すそのたにせん』ホ24 『こやねして にはりにととめ かつてして うみへおのほる みゆきふれ』ホ24 『しもめして いもとおとさん あたまくら ついにいつわり』ホ24 『ひめはすそのに うつむろし めくりにしはの かきなして』ホ24 『ひめうらみ ふすまかふりて こたえなし かえことすれは』ホ24 『おもひてわかの うたみそめ おきひこおして さおしかと ひめいたたきて』ホ24 『きみよろこひて こしならへ ゆくおおみやは やますみの みちむかえして』ホ24 『みやつくりして おわします なつめのかみか うふきなす』ホ24 『ゑとしかときけ くにたみお わかものにせな きみはその たみのきみなり』ホ24 『おおしまおして あわうみの みつほのみやお つくらしむ』ホ25 『つねにかりして たのしめは やまさちひこと』ホ25 『ひもくれて はゑはゆつりは しきもして いねもせてまつ』ホ25 『きみはちおゑて よろこひに しかのかみして かえさしむ』ホ25 『なんちたすけよ われなかく おとのこまして かてうけん』ホ25 『かもおして きたつにゆかん わかために うふやおなして まちたまえ』ホ26 『おとたけすみと みなつきの みそきしてのち うふやてて』ホ26 『このよしお みつほにつけは おとろきて ほたかみおして ととめしむ』ホ26 『さきにつみはと たけふつと いふきのみやに ふそよかた してをさめしむ』ホ27 『かんたちお ものぬしとして はてつみと ともにみそふお をさめしむ』ホ27 『ふとたまの まこみかしやお つまとして うましまちうむ』ホ27 『ひめはおもむろ みつはみや むかしなきさに ちかいして』ホ27 『とかくしおして わかみまこ たかのふるみや つくりかえ』ホ27 『よつきふみ ありとてあまの おしくもに のりしてよつき やしろなす』ホ27 『いえはうつろゐ とひあかり なるかみしてそ さりにける』ホ27 『みことのり やまくいおして めすときに ははこのほれは』ホ27 『ちちかなけれは いみなせす いつものみこと ひとかよふ』ホ27 『みことのりして うちつほね ゐつせひたせは みこのなも みけいりみこそ』ホ27 『なんちおは あおかきやまに すませんと みやつくりして そこにおれ』ホ27 『みことのり うけめくりうゆ みやのまえ きみおわさねは いかにせん』ホ28 『もろかみいはふ かとてして くにくにめくり まさかきの』ホ28 『つくはとみ このことみなり とみおもて またきみとせす』ホ28 『ときかすか ややえみいわく こよみなお あすすとせんや』ホ28 『きみうすめして そことくに つふたつあはの さくとこに ひきあけさしむ』ホ28 『いなゐいさちて あめのかみ ははわたかみや いかかせん』ホ29 『あにさからえと みあえして はかるくるりお しろしめせ』ホ29 『あたねして わけつちやまの みをやかみ みかまつらせて あたおうつ』ホ29 『にきはやひ いとみかしやお きさきとし うむみこのなも うましまち』ホ29 『あめとみおして みやつくり きさきたてんと もろにとふ うさつかもふす』ホ29 『ものぬしか うたんとすれは ゐつせみこ おそれたかより ゆくつくし』ホ30 『きみとみもとの しとねしく とみももつかさ ことほきし よろとしうたふ』ホ30 『めせはきさきに とかめられ ゆりひめとなり とのいせす』ホ31 『くしみかた きみにもふさく しむのはち きみうなつきて ひそかにし』ホ31 『わきかみの ほほまのおかに みゆきして めくりのそめは』ホ31 『ゑつはうつゆふ まさきくに かたちあきつの となめせる これあきつしま』ホ31 『うねひねの さゆのはなみと みあえして むろやにめせは』ホ31 『あにかこはみて おくりせす われらまねくも いつわりそ これはからんと』ホ31 『ときあすす ももみそよとし つあとはる はつひさなゑの ことほきし』ホ31 『みこうまんとし みかやめる ときめをときて これおこふ』ホ31 『としはたち あすおしきねお をきみとし かすかおたまふ』ホ31 『すわさかおりの たけひてる みあえしてまつ やまのほり』ホ32 『みこのもはいり いきませる ことくみあえし よそやすき まつりこときき』ホ32 『なんちかまつり いさめすて おもねりきみお あなにする こころきたなし』ホ32 『けたしきわめて よるなりと あさひのはらに みゆきして』ホ33 『やもよろまねく ゆのはなの ももそひめして のりこちに』ホ33 『ゆあひして すかにいのりて つけもふす われうやまえと うけさるや』ホ33 『きみこれに ゆめあわせして ふれもとむ おおたたねこお』ホ33 『おおたたねこお ちぬすえに ありとつくれは きみやそと ちぬにみゆきし』ホ33 『きみさかえんと たのしみて いきしこをして うらなはす』ホ33 『かみあかめ かみなふみなす かんへして やもよろかみお まつらしむ』ホ33 『なつきこか おおひこおして こしのをし たけぬなかわお ほつまをし』ホ33 『われはうた うたふのみとて きえうせぬ むなさわきして たちかえりけり』ホ33 『めをあやまりて ついてせす ゑやみおこりて たみをえす』ホ34 『つきしることの ゆめすへし ともにゆあひし ゆめなして』ホ34 『とよきもふさく みもろゑに きにむきやたひ ほこゆけし』ホ34 『みつかきの ゐそやほはつき みゆきして けゐおおかみに もふてます』ホ34 『これおすに さきにもふけて これくわん ぬしきたりなは あたいせん』ホ34 『ふりねうたれて いつもおみ おそれてかみの まつりせす』ホ34 『むそゐほふつき みまなくに そなかしちして みつきなす』ホ34 『みまなより そなかしちして みつきあけ はつみよいわふ』ホ35 『ひもかたな せんかたなくも そてうちに かくしいさめの せみなつき』ホ35 『はつひすへらき みゆきして くめたかみやに ひさまくら』ホ35 『かくやひめ なるうちめゐか ことほきし はつたなはたの かみまつり』ホ35 『もうさくのみの すくねなり なかおいちして これおめす』ホ35 『ものいわす これなにゆえそ もろはかり やまとひめして いのらしむ』ホ36 『みことのり けくにのおとと たけみくら いわひぬしとし』ホ36 『かねてねかえは このたひは よしこおうちの をみことし』ホ36 『かまはたとへお きさきとし いわつくわけの みこおうむ いむなとりひこ』ホ37 『みこのもはいり よそやよる はにたてものし しはすそか』ホ37 『すてにさります とみいきて なにかせんとて おひまかる』ホ37 『かれこれゑんと みゆきして みのたかきたの たかよりの』ホ38 『あふみつき くまそそむきて みつきせす おしてささけて みかりこふ』ホ38 『はなたれか みたりまたかり なおかりて うさにたむろし なりひひく』ホ38 『もろくれは ふつくころしつ みゆきして とよのなかおに かりみやこ』ホ38 『ともからの ちからつよきお あつめおく あなかちめさは いくさせん』ホ38 『けむひせは たたみこおもえ くのやまの しらかしかゑお うすにさせこのこ』ホ38 『みことのりして やしろたつ かみよろこひて まもるゆえ ゐゑゐしけれり』ホ38 『おうすみこして うたしむる おうすもうさく よきいてお あらはつれんと』ホ38 『やすみせし おとめのみめに ましわれは たつさえいるる はなむしろ』ホ38 『かたましものお かんつよに まつろはせよと さつけます』ホ39 『かなつきふかに かとてして みちおよこきり なかいせの』ホ39 『しもとゆひして みちおしる のそみめくりて かりたまえ』ホ39 『やすんせて やつかれはしめ おのおのか まさにやけんお いのりまし』ホ39 『いまなんち ひとのすへらき きみとして つかえるなんち おとろえり』ホ39 『そむおひとおり すへゐおり やそおももとし おりはふそ』ホ39 『かゑことすれは やまとたけ あらふるかみの あるおきき』ホ40 『つるきときおき かろんして いたるかみちに にきてなく』ホ40 『あはれひとまつ ひとにせは きぬきせましお たちはけましお』ホ40 『かれらやすます ひもなきと なつかはきして はなふりお みなわけたまひ』ホ40 『たれとみわさお をさめんや もろにのりして かみおくり』ホ40 『ひめのもすそに つきをけの しみたるおみて やまとたけ みしかうたして』ホ40 『とかもより さわたりくるひ ほそたはや かひなおまかん とはすれと』ホ40 『いもせのみちは つらなりて たちわかるれと つりのをは きれはせぬそと』ホ40 『むつかりか かまたすきして とるうむき なますになして すすむれは』ホ40 『としたあめみや こゑのみち みおまたくして なからえり』ミ4 『そさのをと あまのみちねと おともして ゐとせのうもち かえります』ミ5 『かくゑとの とさきのゆえは あめみをや のりしてゑかみ ふゆおもり』ミ7 『もしやよこまの さはいせは あらかねのはお うつろゐの』ミ8 『ゐくゐつなかゐ はひきして あすはふくゐの はしらたて』ミ8 『ひとをふせても あめわゆき とのかみおして うゐなめゑ』ミ9 『ことはつかひも このうたの なかのななねお もととして』ミ10 『ふたかみおもゐ はからつも ひかりおゐたく ここちして』ミ逸 『そのときあるし みあゑして こもりもてなす ものかたり』ミ逸 『いやまなる たかきはそひえ おりやせん おりによそうて ゐやまなるへし』フいやま 『ふのよろは くにうむかみの をしおして わさもよろこふ もうけなりけり』フふよろ 『ふのそのは をこぬのかみの こかひして なもこゑくにの ふそのゑるなり』フふその |
変態:「さふ(支ふ)」「しむ(占む・締む・染む)」「しる(知る・領る)」「すふ(据う・統ぶ)」「そふ(添ふ)」
類語:「なす(為す)」
派生語:「しかし(然し)」「すれあふ(擦れ合う)」「くすり(薬)」
【剃る・擦る・掏る・(離る・退る・散る・反る)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。ずれる/ずらす。曲る/曲げる。
『さそあしなんと はにしらん いやすりたける』ホ17 |
変態:「さる(去る)」「さむ(醒む)」「そる(剃る・反る・逸る)」「そむ(初む・背む)」
派生語:「すり(擦り・掏摸)」「かする(掠る)」「すれあふ(擦れ合う)」
【摺る・摩る・擦る・(更る)】
C: 行き来する/させる。回る/回す。揺れる/揺する。還る/還す。回帰する/させる。改まる/改める。
『うつほはたすく みつひやす ははけかれする はなもみも あめのままなり』ホ15 『すのちりの すられのみつの ことふきに なておさまりし すちりかみなり』フすちり |
変態:「さる(更る)」「そむ(初む)」「たむ(回む・廻む)」
派生語:「さする(摩る)」「ゆする(揺する)」「ひすり(火擦り)」「かする(擦る)」「いかする(往か擦る)」「いかすり(座摩)」
【(鋭る・優る・聳る)】
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
変態:「さゆ(冴ゆ)」「さむ(覚む)」「すむ(澄む・済む)」「そふ(聳ふ)」
派生語:「するか(駿河)」
【(垂る・退る・末る)】
E:
負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
変態:「さふ(障ふ・寂ぶ・錆ぶ)」「さむ(冷む)」「しむ(凍む)」「しる(痴る)」「すゆ(饐ゆ)」「そふ(障ふ)」
09/12/23
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