【(鋭処)・駿河】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
●<地名> 高いさま。高地。高原。山岳。
『こそふとしはる するかみや はふりはらのゑ たてまつる』ホ31 『たけひおは ゆきへおかねて かひするか ふたくにかみと ことおほむ』ホ39 |
「するく」の名詞化。
「するく」は「する(鋭る・聳る)」と同義語「うく(上く・浮く)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
また「する(鋭る・聳る)」+「か(処・方)」
諏訪・駿河・甲斐は元々は信濃の別名(何れの名も「標高の高い国・山の国」)だったが、時代と共に細かく分割されて行ったように思われる。よって古代の駿河は海岸部は含んでいなかったと推測する。
類語:「ちの(茅野)」「すわ(諏訪)」「しなの(信濃)」「あち(阿智・阿治)」「かひ(甲斐)」「しのその(聳の園)」
10/08/22
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