【信濃・科野】＜地名＞
正の方向に離れる区画。 高地。高原。山岳地域。
| 『ややひととなる すわのかみ しなのはさむく とりししに さむさしのくと』ホ15 『くもちわけ しなのすわより みちひけは はらみやまから よもおみて』ホ24 『さきにみこ みたりうむとき しなのより よしなあかたの ぬしきたり』ホ28 『こしのほらあな ほりぬけて しなのにてれは これおつく』ホ28 『しなのきそちは やまたかく たにかすかにて つつらおり』ホ39 |
諏訪・駿河・甲斐は元々は信濃の別名（何れの名も「標高の高い国・山の国」）だったが、時代と共に細かく分割されて行ったように思われる。
類語：「ちの(茅野)」「すわ(諏訪)」「するか(駿河)」「かひ(甲斐)」「あち(阿智・阿治)」「しのその(聳の園)」
10/08/22
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